コンテンツへスキップ 投稿日:2022年8月15日/更新日:2025年2月10日

信仰とクリスチャンの兄弟愛

クリスチャンの兄弟愛

神を慕い愛する信仰とクリスチャンの兄弟愛はどのような関係にあるのでしょうか。神は愛ですと書かれているように、愛の大元は神にあります。同時に、神を愛することが第一の戒めとして与えられています。クリスチャンが神を愛することは、主にある兄弟姉妹を愛することと深く関わっています。中田キリストの教会の前田文夫伝道者が、誰にもわかりやすく解説します。

聖書は「愛」についてこう言っています。「子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう」(Ⅰヨハネ3:18)。「神を愛していると言いながら兄弟を憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。」(4:20)。

愛は単なる感情や言葉ではない

愛は単なる感情や言葉ではありません。それは常に真実であり、実際的行動をとるものです。言葉や口先だけで愛すると言っても、実践がこれに伴わない愛は偽りです。神を愛している唯一の証しは、神が愛している人たちを愛することです。私たちの心に神があることを示す唯一の方法は、私たちの生活の中に人々に対する愛を常に表すことです。神への愛と兄弟への愛は相関関係にあって、一方が減少すれば他方も減少します。キリスト者は、日常生活の中でも信仰と実践において、その関係が示されなければなりません。

現に目の前にいる兄弟を愛さないで、見えない神を愛していると言えるでしょうか。それは明らかに偽りです。「去る者は日々にうとし」と言うように、視界から遠ざかれば心からも遠ざかってしまいます。私たちの心は目に見えるものに対して動きやすく、見えないものに対して冷淡になり易いものです。それ故、愛し易い兄弟さえ愛さないで、愛しにくい神を愛することは出来ないのです。

この意味において、兄弟愛は神に対する愛の証拠なのです。エゼキエル33章31節-32節を読んでみましょう。これは預言者が亡国の民に与えた警告です。

管理人の感想

エゼキエルの言葉は、心に刺さります。私たちは、心から神様のことばに耳を傾けているでしょうか。聞いているだけで実践しなければ、人生の荒海に流されてしまうと、主イエス様は警告しています(マタイ7・24-27)。

一番大切な戒めは、主なる神様を愛すことと隣人を自分のように愛すことです。主イエス様は、一番大切な戒めは何かと問われて、この2つを挙げました。なぜでしょうか。この2つの戒めが表裏一体の関係にあるからです。どちらか片方が偽物であれば、全体が偽物です。隣人を自分のように愛すことは、神様を愛すことと同じように、私たちの人生の命題です。今日も主イエス様の恵みに満たされた日でありますように。

前田文夫伝道者の一口レッスン

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