コンテンツへスキップ 投稿日:2022年4月14日/更新日:2025年1月18日

人生の優先順位の基準

人生の優先順位の基準

人生の指針を考えるとき、優先順位の基準はどこに置くべきでしょうか。人生の土台をどこに置いているかによって、優先順位の基準は違ってきます。主イエス・キリストによって人生の優先順位を決めてはいかがでしょうか。

1.この世の宝が人生の優先順位の基準になり得ない

私たちの人生のなかで、人生の優先順位の基準になる候補を次に挙げてみます。

  1. お金。お金を軸にすべてを考えます。お金を得る事によって安心感を得る。お金をどう増やすかが知恵があるかないかの見極め。お金=力のように考える。
  2. 仕事のやりがい。仕事が生きがいだと思っている。やりがいある仕事を達成したときの満足感は、何事にも代えがたいと感じている。
  3. 健康。健康第一。健康がなければ何もできないから。
  4. 友達。友達がいれば安心。友達付き合いの知恵。 友達の気持ちを大事にする。友人関係で影響力を持つのがこの人の生きがい。
  5. 娯楽。遊んでいると幸せ、安心感を持てる。 人生を楽しむためにどんなことが出来るかを常に考える。 娯楽があれば、家族のニーズを後回しにする。
  6. 子供 。子供の安心=自分の安心。 子供の能力=親としての知恵。 子供に良いことなら、犠牲はいとわない。 子供の成長=自分の成長、力の大元になる。
  7. 家族の幸せ 。家族全体の幸せが最優先する。仕事よりも自分の娯楽よりも、家族がもっとも大切だと思っている。
  8. 休養と一人の時間。プライベートな時間がもっとも大事。
  9. 自分の両親。自分の両親は誰よりも大切だと考えている。
  10. 夫婦関係。夫婦のニーズは子供のニーズよりも優先する。

マタイ6章19-21節を読んでみましょう。

優先順位を決めるとは、人生の軸足をどこに置くかを決めることです。しかし、軸足を置いている物が、崩れるとその人の人生も崩れます。軸足を仕事に置いている人が、定年退職すると何もすることがなくなってしまったという話をよく聞きます。突然、人生の軸足がなくなってしまったからです。生き甲斐を失ってしまったような人です。

人生の優先順位

子供の幸せに軸足を置いている人がいれば、子供に何か不幸が起きたときには、人生の終わりにも近いような感情がわいてくるでしょう。

娯楽が人生の軸足と考える人の中には、娯楽に夢中になり依存症になっていしまう人が少なくありません。(ギャンブル依存症の理解と相談支援の視点 – 厚生労働省を参照)。

私たち人間が、人生の拠り所としているものは、なんとはかなく空しいものでしょうか。人間の社会の現実の悲劇を見れば一目瞭然です。大金持ちになり人生の成功をおさめている人を見ると、私たちは、「金さえあれば」という幻想を抱いてしまいます。しかし、実際、お金による幸せは、一時的なものに過ぎません。水蒸気のように消えてなくなってしますのです。

2.キリストは、私たちの人生で何が一番大切かを教えています

人生の優先順位を、決して崩れることのない土台である主イエス・キリストに基準を置いて決めてはいかがでしょうか。物が豊かにあってもなくても、人生の喜びを与えてくださるのです。決して崩れることのない土台が、人生に築かれます。人生を賢く生きる神の知恵と人生の指針・原則が与えられ、この人生を力強く生きていけるのです。

マタイ6章25節ー34節を読んでみましょう。私たち人間は、生きるために四苦八苦します。物質的に豊かな生活をするために働きます。遠い昔から人間は、物質的な繁栄を求めて生きています。しかし、物を追い求めるために苦労する必要はないと、キリストは教えています。創造主なる神は、私たち人間に必要最低限な物を与えてくださるからです。

人間が第一に求めるべきものは何でしょうか。神の御国(神の支配)と神の義(神の教え)です。神の支配に身をおき、神の義(神の教え)を求めて生きるのです。ここに人間本来の優先順位があります。

優先順位の決め方は、結局、自分の価値観によって違ってきます。しかし、自分の価値観が導く場所は、はしごを昇って行った先と考えてみてください。行き着いて、初めてその場所を知ることになります。「こんなはずじゃなかった」と思えるような場所には、誰も行きたくはないでしょう。

キリストは、私たちに道しるべを与えてくださいます。その道しるべに、人生の優先順位を決める基準があるのです。参照リンク 「自分の価値観を知り、優先順位を決めるワーク」をやってみた。

3.キリストが与える優先順位は、霊的な祝福と永遠の祝福を約束している

聖書は、私人間の命には3種類の命があると教えています。

  1. 肉体の命。血肉の命です。心臓が動いているのが生きている証拠です。いずれ心臓が止まりこの命に終わりが来ます。
  2. 霊的な命。肉体の命をどのように生きるかが霊的な命です。神につながって生きるのかが、問われる命です。
  3. 永遠の命。死後、人は天の御国に行くか、地獄に行くか決められます。神だけが定める行き先です。

命が肉体の命だけだと考えている人は、当然、この世に宝を積みます。目先の快楽や幸福感を追い求めます。しかし、主イエス・キリストは、私たち人間に霊的に満たされた命を与えてくれます。主イエス様の祝福は、泉が湧き出るように、私たちの心を喜びで満たしてくださいます。ヨハネ4章13節-14節

結論 命をどのように見るか

人生の優先順位について考えました。私たち人間が優先順位を決める基準は、命をどのように見るかによって違ってきます。あなたはどのように優先順位を決めますか。主イエス様は、私たち人間に自由意志という尊厳を与えています。私たち人間がどのような生き方を選ぶのか、何に人生の優先順位を置いて生きているかを、主イエス様hやさしく見守っています。しかし、同時に「あなたはわたしについて来なさい」と霊的な力を通して招いておられます。

いかがでしたか。人間の優先順位を主イエス様に置くというテーマで、ごいっしょに考えて頂けたでしょうか。ぜひ主イエス様を人生の中心に置いてください。素晴らしい恵みが与えられます。

悔い改めとは?

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