ストレスたまる現代社会で幸せな生き方とは、どんな生き方でしょうか。この世の中は混迷を極めているのではないでしょうか。私たちを守ってくださる主イエス・キリストによって生きていく生き方が、一番幸せな生き方です。
人生で必要なものを知ってるつもり?
多くの人たちは、自分にとって何が必要なのか知っているつもりでいます。勉学、仕事、家族、その他、日常生活の中でその必要なものを追い求めて生きています。自分が何のために生きているのか、何を目標に過ごしているのか、自分の立ち位置を知っていると思っています。
受験生であれば、合格のために懸命に勉学に励んでいるのかもしれません。仕事に精を出していたり、母親として子育てに追われている方も大勢いるでしょう。一時的ですが、それが人生の目的の一部であり、自分の立ち位置を決めているんです。
必要なものを知っていると思うから、人はそれを追い求めて生きています。人によっては、その欲望が思い煩いにつながっていきます。懸命に努力しても、その欲しいものが簡単に手に入るとは限りません。むしろ、多忙な毎日の中で疲れ果ててしまうのでしょうか。疲れ果てて、徐々に夢をあきらめていくのが、普通の道です。
中には、その夢を勝ち取り、欲しいものを手に入れる人もいるでしょう。その後、また欲しいものが出てくるでしょう。欲望とのいたちごっこには終わりはありません。数億の大富豪になっても、最終的には不幸な人生で終わる人も、残念ながら世の中にはいます。
主イエス様は人のアイデンティティーを決める
しかし、主イエスは、革命的に私たちに何が必要なのかを示してくれています。私たちの価値観を覆すような衝撃的な御言葉を、主イエスは言います。私たちに何が欠けているのかを教えているのです。
私たちが「これが欲しい、あれが必要だ」というのを見透かして、主イエスは私たちの心をえぐるような鋭い言葉、しかし世界で一番優しい言葉で諭してくださいます。主イエスの御言葉は私たちを励まし、時には私たちの心の奥深く潜む罪を指し示してくれているんです。
だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。マタイ6章25‐28節 聖書協会
私たち人間が求めるべきもの
それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。マタイ6章32-33節 聖書協会
主イエス様は言います。「あなたが間違ったものを求めている。あなたが本当に必要なものは神の国と義だ。それを求めていれば、あなたが必要なものはすべて与えられる」と。
混迷してる世の中で生きる幸せな生き方
このメッセージを聴いているクリスチャンの方は、ぜひ主イエス・キリストに留まり続けて地の塩、世の光としての役割を全うしましょう。またクリスチャンではない人は、私たちの本当の神、創造主なる神、そしてその一人子イエス・キリストを信じて、新しく生まれ、新しい人生を歩みましょう。
- 信仰とは何か?
- 外部リンク クリスチャンのアイデンティティーの確立