自己イメージ改善と自己肯定感

劣等感を解消、自己イメージ改善と自己肯定感のために、私たちは根本的な解決にはならない方法を選びがちです。間違った方法は、逆に人間としての成長を妨げます。健全な方法を説明します。1.あなたは愛されている。2.他人と比べるのをやめる。3.日々、自分ができることをやって、前進を実感する。

実際、世界中の成人の約85%の人たちが、低い自己イメージを持っていると、Psychology Todayが英語記事で書かれています。これは日本人にも当てはまる統計です。

根本解決にならない方法

  1. 外見を変える。私たちは、第一印象として、どうしても外見を見て、人を評価してしまいがちです。ですから、多くの人にとって、その外見を変えるのが、自己イメージを変える一番手っ取り早い方法になります。
  2. 自分を責めないで、自己肯定する。悪い影響がある自分の性質でも、自己肯定感のために敢えてその性質を肯定します。
  3. 自分を褒めてくれる人といっしょにいる。2番目の方法を助長してくれる友人が必要です。「あなたは悪くない。みんな、周りの人たちのせいで、あなたは被害を受けている。」と言ってくれる人です。

これらの方法は、根本的な解決策にはなりません。逆に人間としての成長を妨げます。「健全な身体に健全な心が育つ」と聞いたことありますか。真実は逆です。「病は気から」の言葉通り、健康は心から始まっているのです。

1.あなたは愛されている

わたしたち人間は、無条件に神によって愛されています。悪人にも善人にも無条件に、神は自然の恵みを与えています。人の能力や頭の良さなど無関係に、すべての人間にこの愛は与えられています。私たちは、神の愛によって生まれ、呼吸をして生きています。神の愛によって食事が与えられ、仕事が与えられています。これらのことに感謝の気持ちをもちましょう。人によって置かれている状況は違いますが、感謝できることを最低5つ考えてみましょう。たとえば・・・

(1)人並みの健康的な身体をもっている。(2)食べるものがある。食事ができる。(3)住む家がある。(4)低収入だが、仕事がある。(5)友人がいる。

感謝する気持ちは、心の平常心をもつための第一のステップです。劣等感ではない、謙遜な気持ちを促します。自分は一人の力で生きているのではないと、気づくとき謙虚にならざる得ません。また感謝の気持ちによって、私たちはありのままの自分を受け入れるようになります。

健康的な自己イメージをもつために、否定的な心のつぶやきをやめましょう。自己否定の独り言とは、たとえば「自分はバカだ!何もやってもうまくいった試しがない」と心のつぶやきです。このようなつぶやきに対して、それが真実ではないことを、繰り返し自分に言い聞かせましょう。

2.他人と比べるのをやめる

自己イメージ、劣等感

学校の成績の評価は、全体の成績と比べて相対的に算出されます。万事が比較評価で決められてしまいます。だから私たちも無意識に他人と比較して、自己評価するようになります。

しかし、他人と比較して良いことはありません。他人より劣っていれば劣等感です。逆に、他人が自分より劣っていれば優越感にひたり「いい気分になってしまう」ものです。これが自尊心だと勘違いしてしまいます。もし優越感で自分の自己イメージを維持しようとするのであれば、なるべく自分が見下げられる人間とだけと付き合うようにするでしょう。しかし、そのような人と誰が友達になりたいでしょうか。

自己イメージ、自己肯定感

でも本来、人は他人と比べて優越感を持たなくても、自尊心はもてるのです。神によってユニークな存在として創造され、神によって愛され、ユニークな能力が与えられているからです。「自分は自分!自分が出来ることをやっていこう」と考え方を改めましょう。

謙虚な自尊心は、人の精神的成長を助けます。謙虚な自尊心を持っている人は、自慢話をする必要などありません。自己顕示欲や虚栄心も皆無です。神によって創造されている、愛されているというIDを持っているからです。このIDは、人に感謝の気持ちを持たせます。感謝の気持ちは、人の心に向上心を植え付けます。

3.日々、自分が出来ることをやって、前進を実感する

1と2のステップでは、心と考え方を変えることに集中します。3番目のステップは仕上げです。ここから、日々、自分が出来ることをやって、前進を実感しましょう。

神よ 変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバーの祈り

この第三のステップでは、自分が変えることができることと、変えることができないことを、見分ける作業が必要です。

明確な目標を据えるとは、自分の現在にも未来にも希望を持つことです。過去の失敗は、様々な形で自分の心を砕いてきたでしょう。落ち込ませたはずです。しかし、1と2のステップで心が変わり考え方が変わったのです。物の見方が180度転換したのです。だから、今から過去の失敗から学び失敗を肥やしにして生きていきましょう。そのためにも、自分がしたいこと、現実的に可能な希望を書き出してみましょう。関連記事 今日を生きるを理解するために、次のページをクリック 聖書的視点:どんな事に時間を無駄にするのか

日々の訓練で「一歩一歩成長している、進歩している」と自分に言い聞かせましょう。人生は不思議です。ネガティブ思考の人には、なぜか自分が恐れていたことが起きてしまいます。アリ地獄のようにドンドン深みにはまっていきます。ところがポジティヴ思考の人は、悪いことも良いことに考え、良い方向に向かいます。

しかし、自己イメージ改善は一夜にしてなされるものではありません。日々の生活のなかで、考え方と心を変えて、自分ができることを実践して徐々に変えられていきます。自己イメージは、ちょうどグラデーションのように白くなっていきます。今まで真っ黒だったのが、1日1日その黒が薄れていきます。1が月経つと実感できるようになるでしょう。

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