コンテンツへスキップ 投稿日:2022年7月19日/更新日:2023年5月5日

自由と責任から派生する3つの原則

今の日本人に足りないもの

今の日本人に足りないものは何でしょうか。聖書の原則、自由と責任を日本人は必要としていす。また自由と責任の原則から派生する主体性、自主性、自立心の資質を一人一人の日本人がもてば、日本社会はもっと明るい未来の方向に行くのではないでしょうか。

自由と責任の原則

「2011年生活保護の受給者が過去最高を記録しました。」 生活保護申請、リーマンショック以来の増加。

生活保護は、増加傾向にあると言われています。それは間違ないでしょう。その流れでいつからかネット上では、「自己責任」が悪い言葉として扱われています。自己責任は決して悪い言葉ではありません。むしろ、神様が与えている人生の原則です。人は自分の行いに対して、最終的に自分自身が責任を負うのです。

思い違いをしてはいけません。神は、人から侮られることはありません。人は、自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのです。自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、霊に蒔く者は、霊から永遠の命を刈り取ります。(ガラテヤ6章7節-8節)

画一化した教育を受けている日本人は、高度成長期には規定のレールに乗っていれば、うまくやっていけました。ところがそんな時代は過ぎました。世界がグローバル化した今、自分で何でも決めることが求められています。自由と責任の原則を知り、主体性、自主性、自立心の資質をもっとも日本人は必要としていると、管理人は思います。

1.主体性 self-autonomy

主体性を一言でいえば、「自分らしさ」でしょうか。「自分らしさ」とは何でしょうか。「自分らしさ」の原点は何でしょうか。

三位一体の神様は、神様に似せて人間を造られました。男女の性別の区別だけでなく、個性が違う人間を創造されたのです。人それぞれ、この世に二人といないユニークな存在です。ここに主体性の原点があります。

主体性は、「神様によって創造された自分のユニークさは何だろうか」と考えることから始まります。神様によって与えられている能力は、おそらく私たちが気づかないだけで、無数にあるはずです。他の人にはない特殊な能力です。その能力を生かすことにより、自分の主体性が生まれ、主体性が生かされるのです。人生がより充実したものと感じられるでしょう。

主体性は、自分にとって何が大切なのかを考えることから、始まります。関連記事として 人生の土台、人生の軸足をどこに置きますか を読んでみてください。すなわち、主体性とは、自分の価値観の表れです。自分の成り立ち、自分が大切にしている原則、自分の世界観から、主体性が成り立っています。

主体性をしっかり持っている人は、自分の確固たる価値観を持っていますから、当然、自主性をも持ち合わせています。では自主性とは何かを考えてみましょう。

2.自主性 self-initiative

自主性とは、自分がやるべきことを明確に理解していて、誰かに言われなくても行動できることと定義付けられています。参照サイト 自主性とは? 日本語では、自立とも解釈されています。

しかし、本来の自主性の意味(self-initiative)には、もっと深い意味があります。自主性とは、自ら考え始め行動できる能力を指しているだけではありません。本当の意味で、self-initiative 自主性をもっている人は、常に自分自身を検証することを忘れません。さらに自己検証は良い結果をもたらします。自分の能力を磨くのです。自主性を持っている人は、3つの分野で自分磨きをします。

1.自分の人格、品性を磨く(誠実、正直、親切、柔和、寛容)。自己啓発本を読んで自分自身の人格を吟味します。S.スマイルズの「自助論」は、自分の人格を磨くうえで非常に良い本です。ブックオフで100円で買えます。ぜひ一読を。

2.仕事で必要な自分の能力・技術を磨く。それぞれの仕事によって、必要な技術、能力は違います。しかし、PCを使いこなす能力は今の時代では必須です。様々なソフト、アプリを使いこなせるように日々、学んでみましょう。

3.人間関係で一番大切な自分のコミュニケーション能力を磨く。人間関係に重要なコミュニケーション能力を磨きましょう。次の3つを心がけ賢い人間関係を築いていきましょう。自分が言いたいこと、言うべきことを、ハッキリと柔和な態度で言えてるでしょうか。ほうれんそうの原則を忘れずに。日本のビジネス社会では、報告、連絡、相談はとっても大切です。人の話を注意深く聞いているでしょうか。

3.自立心 self-reliance

人はみんな、知らず知らずに誰かに支えられて生きています。その人間の弱さを認識しつつも、私たちの生活は自分が出来ることをやることから始まります。他の人が自分の代わりになって、朝起きてくれるのでしょうか。自分が出来ることをきちんとやるーーこれが自立心です。

人生には苦労がつきものです。生きている限り苦労からは逃げられません。しかし、その苦労をどのように捉えるかによって、人生模様はまったく違ってきます。

未来志向の人は、今という時間を大切にして生きます。今、自分が向き合っている試練から何を学べるのかを考えます。1.なぜこのような苦労をしているのか。2.愚かな判断をしなかったか。3.家族との関係、人間関係、仕事の分野で、自分が改善すべきことは何か。4.今、自分ができることは何か。

このような試行錯誤によって、人は成長していきます。苦労を人生の成長の肥やしにしていくのです。聖書には、「耐えられない試練はなく、耐えられるように逃げ道も用意されている」と書かれています(1コリント10章13節)。また、試練が人間を品性を作り上げていくとも教えられています(ローマ5章1節ー5節)。

結論

いかがでしたか。日本人が今必要としている自由と責任の原則ー(1)主体性、(2)自主性、(3)自立心ーを説明しました。皆様の人生に少しでもお役に立てたら幸いです。皆様のコメントなどお待ちしております。といっても、なかなか書いてくれないですが、遠慮せずに気軽に書いてください。

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