コンテンツへスキップ 投稿日:2022年1月31日/更新日:2025年2月15日

自然の不思議と自然の摂理

チョウチョ

自然の不思議と自然の摂理について考えてみましょう。人間にとって蚊は厄介な生き物ですが、神はなぜ蚊のような生物を創造したのでしょうか。自然には、科学では説明しきれない不思議な現象がたくさんあります。同時に、科学の力によって神の創造の知恵を垣間見ることができます。

このページでは、John Clyaton氏の著書から「なぜ神は蚊なんて創造したのか」を紹介します。次の記事は、Clayton氏の許可を得て管理人が翻訳したものです。

蚊は厄介な生き物だけど、なぜ神は創造した?

今年の夏にアラスカのMidnight Sun Bible Camp において、若い人たちと私はキャンプファイアの周りで雑談していました。蚊がたくさんいたので、蚊除けのスプレーをお互いに掛け合いながら談笑していました。 あまりにも多くの蚊を見た若い男性は、まわりの人たちに尋ねました。「なぜ神は蚊なんて創造したのかな?」

蚊は厄介な生き物

蜂、さそり、蚊など人を刺す虫を、神は創造することによって、人を苦しめようとしているのでしょうか? 聖書は、神はすべてのものを無意味に創造しなかったと明言しています(イサヤ45:18)。 私たちが嫌いないろいろな動植物を、神はなぜ創造したのでしょうか?この聖句の意味と共に考えてみましょう。

創造主なる神が造られた世界

この質問に答えるために、私たちは、神が地球を完全な形として創造したということを、考えてみる必要があるようです。 つまり、神は地球のすべての自然環境を、完全にバランスの取れたものとして創造したのです。神は、人がそのバランスを調整できる能力を、持っていることを知っていました。 (実際、私たち人間はその能力を未だ学んでいる最中です。)しかし、人は、神が創造した小さな一部分ですから、人工的なバランスの調整にも限界があります。 だから、地球は自然のシステムの中で、バランスをとれるようにしなければなりませんでした。そのバランスがとれた地球の姿が、聖書の創世紀に書かれているのです。

自然のバランス

自然のバランスがとれるように、この地球に何があるのでしょうか。成分を分解させる動物が、自然界では必要です。たとえば、ミミズ、様々な虫、バクテリヤは、死んだ動植物 (枯れ葉、枝、虫)を分解し食物にします。自然界で食物のなるための回路は、すべての動植物につながっています。なぜなら、すべての死んだ動植物は最終的に他の動植物に食べられる必要があるからです。 共生の関係を持っている生物がいます。共生関係は、2種類の動物や2種類の植物に見られます。または1種類の動物ともう1種類の植物が、相互依存関係を持っています。たとえば、木を食べる白蟻は、 不思議なことに木を消化する事が出来ません。ところが、白蟻の大腸に住んでいる有孔虫は消化できます。この関係によって、これらの2つの虫はお互いに助け合っているのです。 そして、森林から死んだ木を除去する役目も果たしています。 最近発見されたことですが、細菌を持っていないウサギは、その胎内にバクテリヤを持っていなければ子供を産めません。

自然界の食物回路

様々な虫は、自然界の食物になるための回路の一部として、重要な役割を果たしています。蚊は、動物から血を吸って生きています。これによって、食物回路は確立されているのです。 蚊の幼虫は、魚によって食べられ、魚は動物によって食べられます。地球が創造された時、自然は完全に調和していました。ところが、人間がこのバランスを破壊してしまいました。 多くの生物は、人間がおよぼした環境の変化に対応しようとしました。これらの変化は、人間にとって必ずしも良いものとはいえません。 多くの新しいバクテリヤが発生し、より多くの違った病気を生み出したのです。

自然における神の計画

神は、けっして私たちを苦しめるために、自然を創造したのではありません。むしろ、人間が人工的な環境の変化によって、問題を作り出してしまったのです。 神の創造におけるデザインは、多くの事を私たちに教えてくれます。無意味に自然は存在しませんし、人間を苦しめるためでもありません。 熱い太陽によって肌が焼けたり、豪雨で水浸しになったりしますが、これらの事は蚊に刺されるよりも大変な事かも知れません。 しかし、神が創造した自然に驚嘆する事は出来ます。 (この内容は EVIDENCE OF GODから翻訳されたものです。 Permission is granted by John Clayton

人間にとって蚊は厄介な生き物ですが、その存在の意味について説明しました。いかがでしたか。次のページも興味深い記事です。 

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