コンテンツへスキップ 投稿日:2023年5月17日/更新日:2025年1月20日

ローマ8章1‐11節。キリスト者の恵み

将来に希望を持つ女性

人はその罪ゆえに死を迎えます。罪の種は人の心に宿っています。ところが、キリスト者は罪に定められることはない、とローマ8章1節は教えてます。キリスト者の恵みについて考えます。

キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。それは、肉ではなく霊に従って歩むわたしたちの内に、律法の要求が満たされるためでした。肉に従って歩む者は、肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます。肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。なぜなら、肉の思いに従う者は、神に敵対しており、神の律法に従っていないからです。従いえないのです。肉の支配下にある者は、神に喜ばれるはずがありません。神の霊があなたがたの内に宿っているかぎり、あなたがたは、肉ではなく霊の支配下にいます。キリストの霊を持たない者は、キリストに属していません。キリストがあなたがたの内におられるならば、体は罪によって死んでいても、“霊”は義によって命となっています。もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。

ローマ8章2-11節 聖書協会

主イエス・キリストは、人間の罪を負って裁かれた

キリスト者が罪に定められることはない理由は、主イエス・キリストが人間の罪を負って裁かれたからです。罪の断罪を主イエス・キリストが受けたのです。本来ならば、我々人間自身が、自分自身の罪のために報いを受けなければなりません。

罪ゆえにすべての人間は、肉体的に死にます。しかし、同時に霊的にも死んでしまうのです。悪魔の虜となり、身体は生きていても霊的に死んでしまいます。最終的に、地獄に落とされてしまいます。しかし、主イエス・キリストは、すべての人間に永遠の命のチャンスを与えてくださったのです。地獄の苦しみから救われるチャンスが与えられています。

キリスト者が罪から解放されるために

天のお父さまである神は、全人類に主イエス・キリストを通して、救いの手を差し伸べています。主イエス・キリストを信じる者は、罪が赦され神の子どもとして受け入れられたのです。

人間の罪は、この世の中の人間社会を破壊し、混迷に導いています。罪は人々の心を蝕みます。人々にまとわりつき、人間の心の自由を奪っているのです。悪魔であるサタンに操られている人形のようになってしまったのです。

キリスト者は、この罪の奴隷状態から救われたのです。キリスト者の心に神の平安が訪れました。罪の呪縛から解放され自由になったのです。

参考記事

キリスト者が、律法によってではなく、霊によって生きるために

旧い契約下にいたイスラエルの人々は、生活の規則である律法が与えられていました。イスラエルの人々は、この律法を守ることが義務付けられていましたが、それを全うすることはできませんでした。実は、誰一人、神の律法を完全に守れる人はいないのです。

新しい契約下では、主イエス・キリストを信じるキリスト者は、聖霊の助けを得て信仰によって神に従います。「あれをしなさい。これはしてはいけない」といった律法の決め事ではなく、キリスト者は、聖霊によって導かれながら生きるのです。

神に従うのは義務感からではなく、その人の信仰によって行われます。さらに聖霊がその人を導き強めてくださるのです。律法が成し得なかったことが、キリスト者に可能になったのです。その完璧なお手本が、私たちが信じる主イエス・キリストです。主イエス・キリストは、罪を犯さず、この世での生涯を終えました。今、天にいらしてすべてを支配しておられます。キリスト者は、この方をいつも慕い求め、この方を見上げて、聖霊によって生きるのです。

招きの言葉

主イエス・キリストを信じていないのであれば、今一度、自分の人生を振り返り悔い改めて信じてみましょう。もしすでにキリスト者であれば、主の尊い恵みを心に刻み、主に感謝して今日も過ごしましょう。

主イエス・キリストは、常に私たちを招いています。「わたしについてきなさい。わたしに学びなさい」と言っています。この方の招きに今日も応えましょう。主は待っています。

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