コンテンツへスキップ 投稿日:2025年3月10日/更新日:2025年3月18日

ヨハネの福音書7章25節-イエスの秘密

山

イエス・キリストだけが知ってる秘密がありますが、それは何でしょうか。私たち人間が誰も知らない秘密です。イエスの秘密を聖書のことばをもとに探ってみましょう。

さて、エルサレムの人々の中には次のように言う者たちがいた。「これは、人々が殺そうとねらっている者ではないか。あんなに公然と話しているのに、何も言われない。議員たちは、この人がメシアだということを、本当に認めたのではなかろうか。しかし、わたしたちは、この人がどこの出身かを知っている。メシアが来られるときは、どこから来られるのか、だれも知らないはずだ。」すると、神殿の境内で教えていたイエスは、大声で言われた。「あなたたちはわたしのことを知っており、また、どこの出身かも知っている。わたしは自分勝手に来たのではない。わたしをお遣わしになった方は真実であるが、あなたたちはその方を知らない。わたしはその方を知っている。わたしはその方のもとから来た者であり、その方がわたしをお遣わしになったのである。」ヨハネ7章25-29節 聖書協会

主イエスだけが、父なる神を知っている

イエス・キリストは、ご自分が天にいる父なる神から遣わされたと証言しています。これは証明できることでしょうか。人間には出来ません。天に行って神様と会って話したという人は、誰もいません。天から下ってきたという方は、人類の歴史上、イエス・キリストだけです。

万が一聖書に書かれている通り、我々が生きている世界は神様に創造されたとして考えてみましょう。天には神様がいると想像してみてください。もう一歩進んで、主イエスが言っていることが本当であると仮定してみましょう。

この仮定がすべて正しいのであれば、主イエスだけが父なる神様を知っているという結論になります。しかし、これはあくまでも仮定の話です。主イエスの主張をもう少し吟味してみましょう。

イエスの秘密

主イエスだけが、自分がどこから来たのか知っている

聖書によれば、イエス・キリスト以外、誰も天から降った人はいませんし、昇った人もいません。イエス・キリストだけが、天から下ってきたと主張しているのです。主イエスは、「わたしはどこから来たのか知っている」と言っています。これを私たちの日常生活に当てはめて考えてみます。

誰かが「私は北海道出身です」と言ったら、その言葉を信じますか。通常は疑いもなく信じるでしょう。しかし、それを事実として知っているのは、その本人だけです。イエス・キリストの場合も同じです。

私たち人間には、人間的な観点から言って、本当に主イエスが天から下って来たかどうかはわからないのです。それを証明する手立てはありません。この方の主張が真実かどうかを知るには、どうすれば良いのでしょうか。

もし主イエスが真実を語っているとしたら…

約2000年前に人類の歴史の中で誰も言ったようなないことを、イエス・キリストは発言しました。イエス・キリストという人物がユダヤに生きていたのは、歴史的事実です。この方の生涯と教えが福音書に書かれています。この方の主張について可能性は3つです。(1)これは作り話、(2)キリストは気が狂っていた、(3)キリストは真実を語っている。

この3つの可能性の内、どれを受け入れるかは、人それぞれが決めることです。しかし、万が一キリストが真実を語っているとしたら、これは大変なことです。すべての人間に関わってきます。これは真剣に確かめてみる価値があるのではないでしょうか。

イエス・キリストが真実を語っているか否かを、どのように判断できるのでしょうか。一つの方法は、イエス・キリストが言っていること、その教えを吟味することです。もし矛盾や偽りがあれば、そこでアウトです。日本で流行っている偽宗教の一種に過ぎません。しかし、次のキリストの言葉が逆に本当であったら、どうなってしまうのでしょうか。

心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。…わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。ヨハネ14章1、6節

天にいらっしゃる主イエス・キリストは、この言葉を21世紀に生きる私たちにも語りかけています。キリストの言葉を検証してみましょう。またたとえ信じていなくても、神に向けって祈ってみましょう。あなたの祈りは聞かれます。天の神様はあなたを優しく導いてくださいます。