天の神様はすべてを支配していますが、悪魔に人間をだます自由を与えています。悪魔の存在と影響力を考えてみます。悪魔の誘惑が常に人間に囁いています。「これは自分の人生だから自分が思うように生きるべきだ。好き勝手に生きるのが人間の権利ではないか」という考えが、人の心をくすぐります。こんな内なる声を聞いて、私たち人間は、悪魔によって騙され操られてしますのです。どこかでみんな思ってます。「世の中、狂っている」と。
悪魔の誘惑「好き勝手に生きる」を実践すると…
霊的な力を持っている悪魔は、私たち人間に「好き勝手に生きろ」とささやいています。この声に従っている人たちは、自分が中心に世界が回っていると言わんばかりに、自己中心的になります。
17歳の高校生が「誰でもいいから殺したい。無差別殺人に憧れていた」と言った動機で、戸田市の中学校に乱入した事件がありました。過激な動画に刺激を受けて、このような憧れをいだいたと証言しています。このような殺人事件が、毎年どこかで起きています。悪魔が人々の心を動かしているのです。
さらに後を絶たない強盗事件があちこちで起きています。「日本もアメリカ並みに危険な国になった」と嘆いている人たちがいますが、これらの犯罪の根っこには悪魔が人々を操っていることを忘れてはいけません。
世の中の混乱は、殺人事件や強盗事件だけに限られたものではありません。本来ならば人を救う宗教さえも、言葉巧みに人を騙し宗教法人が暴利をむさぼっているのです。キリスト教も例外ではありません。キリスト教系にも多くのカルト集団が存在しています。一時は平和的な日本社会がこんな狂った世の中になってしまったのでしょうか。
誰がこんな狂った世の中にしているのか
誰がこんな世の中にしているのでしょうか。悪魔が黒幕ですが、その声に従っている私たち人間自身が、このような世の中にしているのです。私たち自身が、お互いを苦しめ合う世の中にしているのです。「お互いに騙し合う、傷つけあう」ーこれこそが、悪魔の策略です。「自分勝手に生きろ。好き勝手に生きてもいいから、その代わりに俺にその命を預けろ」とささやいています。
私たち人間は、この悪魔の力を軽んじています。アニメに出てくるような空想の産物だと思っているのではないでしょうか。この悪の力に従っている限り、人間がどれ程努力しても救いの道はありません。世界平和を願い祈っても、何も現実になりません。核廃絶を願っている政治家の人たちは、悪魔の存在など考えたこともないでしょう。政治家としての自分たちの力と能力で、何とか世界平和が実現すると思い込んでいます。
世界平和を願う心から、NHKでは世界平和のための特集番組が組まれます。人間の力で平和が実現できると思っているのです。人間の悪はありとあらゆるところで見られます。
北朝鮮の拉致問題はどうでしょうか。人間の悪行はお互い様です。第二次世界大戦中、日本は侵略戦争をアジア諸国に仕掛けました。北朝鮮の拉致は、それのお返しと考えているのかもしれません。中国や韓国の人たちは、日本の侵略戦争を絶対忘れるなと子供の頃から教育されています。その感情は、おそらく消えることはないでしょう。日本に対して悪感情を持っている国々の本当の敵は、悪魔なのです。これを忘れては世界平和などあるわけありません。一つの戦争が終わったら、また新しい紛争がどこかで起きるのです。では他に救いの道はあるのでしょうか。

唯一、悪魔に勝利した方がいる
唯一、悪魔に勝利した方がいます。神の一人子、主イエス・キリストです。この方は悪魔の誘惑にあっても誘惑に屈せず、悪魔に対峙したのです。私たちが悪魔の力に打ち勝つための勇気と力を与えてくださっています。
犯罪を犯した事のない善良な市民も、また悪魔によってだまされ苦しんでいる人も、犯罪歴がある人も、すべて神様の前では罪人に過ぎません。神様の御前では罪深い人間なのです。狂った世の中から救われるために、主イエス・キリストの教えに耳を傾けてみましょう。心からこの方を信じてみましょう。
この方に嘘偽りはありません。人間が唱える宗教は、嘘八百で固めて人々をだましますが、主イエス・キリストは常に私たちに真実を語っています。生きるべき道を教え、正しく生きるための真理を与え、この命を生きる意味と目的を与えてくださいます。
もし生きることに迷っているのであれば、主イエス・キリストのもとへ行ってみましょう。この方の教えに耳を傾けてみましょう。新しい光明があなたの心に差し込んでくるはずです。この方に間違いはありません。この方を信じてみましょう。読者の皆様の上に、主イエス様の祝福がありますように。
- いつの時代もある偶像礼拝の愚かさ
- 外部リンク 悪魔の誘惑