コンテンツへスキップ 投稿日:2024年11月28日/更新日:2025年3月8日

闇バイトに生きる若者を誰が救えるか

暗闇の中で闇バイトに生きる

闇バイトに生きる若者たちが、犯罪に手を染めていくのを見ていると、今の子供たちの将来について考えてしまいます。学校のクラスにいる何人かは、犯罪者になっていく可能性が非常に高いのです。純真な心をもって生まれてきた子供たちが、いつしか人を傷つけるような人間になっていくかもしれません。これが現代社会の罪深い闇の現実です。

闇バイトの悪に染まっていく

「闇バイト」読んで字のごとく、暗闇の行いです。行く場のない若者たちが、日本社会に大勢いるのに気づかされます。高校は出たけれど、就職先も見つからずブラブラしているうちに手軽に稼げるバイトを見つけたのです。

「ここは違法販売をしている店だから、この店から盗んでも捕まりはしない」と言われて誘われたと逮捕された男性は証言しました。この闇バイトをしている人々の中には、10代の子供もいるといわれています。

この人たちが刑期を終えて社会に戻っても、おそらくはまた元の世界に戻っていくでしょう。それが今の日本社会の仕組みです。犯罪者が更生できない仕組みを作ってしまっています。

闇バイト「まさか孫が」祖父の後悔 横浜 千葉・市川 逮捕された若者たちの人物像

闇バイトに生きる若者たち

親、先生、カウンセラーも救えない、助けられない悲劇

この様な状態になると、親、先生、カウンセラー、誰も彼らを救えない、助けられないのです。これこそ悲劇です。

人間、誰でも間違いを犯します。国の法を犯すのかの違いはありますが、みんな多かれ少なかれ間違いを犯します。しかし、国の法を犯した方は、刑を終えても前科という履歴が残ります。この社会では、それは一生消えないものです。犯罪歴がある人の社会復帰を困難にしている悲劇があります。私の友人で保護観察の仕事をしている人が嘆いていました。犯罪歴がある人が頑張ろうとしても、そこには社会復帰を妨げる偏見と高い壁があるのだと言います。

この腐った日本社会を救えるのは、政治ではありません。人間の組織に希望はありません。平和憲法に希望があるという政治家の方々がいます。ある一部のクリスチャンの方々も、そのように主張しているのを聞いたことがあります。しかし、憲法のような人間の作り物に、人生の希望を見出すことは出来るのでしょうか。

腐った日本社会を救えるのはイエス・キリストだけ

闇バイトにしか行き場がないような日本社会は、果たして癒される国になれるのでしょうか。犯罪に手を染めてしまった人々を救えるのは、政治でしょうか。カウンセラー、専門家、評論家でしょうか。確かに、犯罪に手を染めてしまった人たちに寄り添い、その人たちを何とか助けようとしている多くの方々がいます。そのような方々の努力をこの目で管理人は見ています。その方々の努力が報われない社会が、今の日本社会です。

イエス・キリストは、すべての人の人生の再生のために、すべての人間の罪の責めを負ってくださいました。犯罪履歴がある人もない人も、主イエス様の目からは同じです。何ら変わりがない罪人です。だから、主イエス様は、どんな過去を背負っている人でも、誰でも助けてくれます。暗闇の中から引き出してくれるのです。救い出してくれるのです。

人生再生は可能です。イエス・キリストにあってだけ可能なのです。霊的に病んでいる国、日本国において、すべての人たちに主イエス・キリストの福音が広がるように心よりお祈りしています。聖霊なる神様がこの世の罪を明らかにされて、人々の心の目が開かれますように。

読者の皆様の上に、主イエス・キリストの尊い恵みと愛が注がれますように、心よりお祈り申し上げます。