いつの時代でも偽キリストあるいは偽預言者は現れます。なぜか多くのキリスト者が、そのような人を「神様に召された方」として褒め称えるのです。トランプ大統領は、一部のアメリカ人クリスチャンによって熱烈な支持を受けています。
大国アメリカは病気
私は現在アメリカに住んでいませんが、15年以上アメリカに住んでいました。多少なりともアメリカの事情を知っていますが、最近のトランプ大統領の言動とアメリカのクリスチャンの言動を見ていると、非常に憂慮を覚えます。
「トランプ大統領の支持基盤がキリスト教徒である」と報道番組で解説していました。このような番組を見て、多くの日本人はキリスト教を野蛮な宗教であると誤解しています。多くの日本人にとって、キリスト教が愚かな宗教に見えているかもしれません。
今の世の中は、主イエス様の預言通りになっていると思わされます。このアメリカという国はいったいどこへ行くのだろうか、と疑問に思います。トランプ大統領について聖書の観点から考えてみます。
トランプ大統領を「預言者」「召された方」と考える間違い
上記の写真が示すように、アメリカのクリスチャンの方々の中には、ドナルド・トランプが主イエス様によって召されてアメリカ大統領になったと考えている方がいます。これは紛れもない事実だと思います。しかし、健全なクリスチャンはこのような考え方を持つべきでしょうか。
トランプ大統領を「預言者」「召された方」と考えるのは、明らかな間違いです。神様の御心ではないと管理人は信じています。聖書に示された原則から3つの理由を説明します。
聖書に示された3つの原則
イエス・キリストが最後の預言者
へブル1章1-3節を読んでみましょう。今は終わりの時代です。この終わりの時代に主イエス・キリストは、全人類に福音を宣言するために天から降りて来たのです。この方は、人間の罪を贖うために罪のいけにえとして、主イエスは十字架にかけられ死にました。それだけではありません。この方は、死から復活して、天地のすべての権能と権威をもって天地万物を支配しておられるのです。新しい契約が成就されたのです。
主イエス・キリストが天にいてすべてを支配している今、神の御心を知らしめる新しい預言者はもはやいません。個々のローカルな教会において、クリスチャンの成長を助けるために遣わされる人、リーダーはもちろんいます。しかし、そのリーダーの役目はあくまでもローカルなものです。全人類に向けるようなメッセージは与えられていないのです。
イエス・キリストの警告
主イエス様は、偽預言者や偽キリストについて警告を与えています。マタイ24章4-14節を読んでみましょう。
神様の計画によれば、ドナルド・トランプが大統領になったのも想定内のことではないでしょうか。このような方が、政治的な権力をもち人々の心に物理的な欲望を駆り立て、争いごとを起こさせるのも神様の許容範囲なのだと管理人は思います。
しかし、健全なクリスチャンは、このようなリーダーに対して非常に注意深く観察する必要があります。トランプ大統領が、生み出している実を観察してみましょう。彼は反対する人たちは、誰でも裁判で訴えるほど好戦的です。正確な訴訟の数はわかりませんが、彼は訴えられたり訴えたりで、複数の訴訟で争っています。
彼の実は良い実でしょうか。それとも人々の間に、憎しみを生み出すような悪い意味でしょうか。主イエス様によれば、宗教的なリーダーであろうと政治的なリーダーであっても、私たちは実によってその人を見分けることが出来るのです。
独裁者的なリーダーには注意すべき
古今東西、私たち人間は力強いリーダーに惹かれます。魅力を感じます。夢を与えてくれるからです。明るい未来と希望を与えてくれるからです。トランプ大統領も、例外なくアメリカ人の半数位の人たちに、「MAGA」というメッセージで夢と希望を与えています。
しかし、冷静に考えてみましょう。このようなリーダーが、果たして本当に主イエス様によって召された方なのでしょうか。歴史を振り返ってみましょう。一人間を夢と希望を与えるヒーローとして、英雄として扱う時、この世において悲劇は起きていないのでしょうか。独裁的なリーダーには注意すべきなのです。「みんなが行くから、私も行く」というような態度は慎まなければなりません。
いつの時代でも、自分の権威を高くかかげ不法を行う独裁者が現れます。管理人はドナルド・トランプ氏が最初に大統領になった時から、彼の言動を観察してきました。第一期目、彼の言動は今と比べれば比較的穏やかだったと思います。しかし、今の彼は悪魔によって騙され、この世界全体を暗闇に追いやっていると、管理人には思えます。
トランプ大統領の後に来るものとは?
現行のアメリカの法律を変更しない限り、トランプ大統領の任期は4年間です。彼の後にはどんな世界になっているのでしょうか。管理人は、この世界はもっともっと混迷した世界になっていくと思っています。主イエス様の再臨は100年後、1000年後、いつかわかりませんが、少なくとも徐々に近くなっています。その時まで信仰深く生きていけますように。
