神はどのようなお方でしょうか。神様はすべてを見ているというトピックで、中田キリストの教会である前田文夫さんに寄稿して頂きました。
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主イエス様の戒め
イエスは、「あなたは、祈るときには、自分の奥まった部屋にはいりなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます」(マタイ6:6)とおっしゃいました。誰も知らない時に、誰も知らない方法でなされた事柄を知っておられる方があるのです。他人は誰も知らないと思って、こっそり悪い事をした時に、それを見ておられる方があるのです。それは、私たちの全てを見ておられる神様なのです。
悪行をする者の恐れと善行をする者の幸い
これは、悪行をする者にとっては、恐るべきことです。しかしまた一方、私たちは誰も見ていない所で善い事することがあります。誰も見ていないと思っておりますと、それを隠れた所で見ていて下さるお方があるのです。これは、善行をする者にとっては、まことに慰め深いことであります。誰も知らないと思ってしたこと、考えたことを全て知っておられる方、見ておられる方があるということを知るのは、私たちの人生において、実に大きな発見です。しかもその方は、私たちがやったこと、考えたことをただ見ておられるだけでなく、私たちがどのようなことをやるのか、またどのようなことを考えるのか、という私たちの性向までも全てを見通し、知り尽くしておられるのです。
すべてをご存知の神様
ダビデは「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます」(詩篇139:1)と言っています。私たちの全てを知り尽くされたお方が天におられて私たちを見ておられるということは、私たちが悪いことをする時には、実に恐るべきことであり、また良いことをする時には、実に慰め深いことであります。神様は、親が子どもを取り扱うのと同じ様に、私たちの全ての行動を愛をもって天から見守っていて下さるのです。
中田キリストの教会 伝道者 前田文夫