キリストの教え。神を愛すと隣人愛

キリストの教えを要約すると何でしょうか。キリストの一番大切な教えを説明します。創造主なる神は、キリストを通してすべての人種、民族に御心を伝えました。キリスト教は西欧諸国で発展しましたが、西欧にだけ「限定販売」されている訳ではありません。キリストの教えは、全世界、全人類に与えられています。

キリストの教え

キリストの宣教メッセージは、「神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」でした。(マルコ1章14節ー15節)神の御国は何よりも大切であると、キリストは教えています。衣食住よりも大切、財産、どんなものよりも大切であるとが強調されています。だから他の持ち物を売り払ってでも、その宝を買いなさいと命じられています。宝とは、自分が一番大切だとおもっているものです。それが天の御国なのです。

同時に、天の御国では、神様の支配と裁きがあることも強調されています。最終的に、わたしたち人間はどのようにこの命を生きるかによって、神の裁きを受けます。神ご自身が、正しい人と悪人をより分けられます。しかし、過去にどんな悪事を働いた人でもあっても、その人が罪を悔い改めれば赦されます。国の法律の裁きは受けるかもしれませんが、神は憐れみをもってその人を受け入れてくれます。キリストは、わたしたち人間が神の御国において、どのように生きるべきかを教えています。では最初に最も大切な教えは何かを聞いてみましょう。

彼らの議論を聞いていた一人の律法学者が進み出、イエスが立派にお答えになったのを見て、尋ねた。「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」
12:29 イエスはお答えになった。「第一の掟は、これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。
12:30 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
12:31 第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」

マルコ12章28‐31節

1.心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神を愛しなさい

旧約聖書の時代に、神はイスラエルの民と契約を結び、この戒めを与えました。

しかし、この神は、人間が造り出した偶像礼拝の神ではありません。人間は自分の発想とイメージで、神々を作り出し、それを拝みます。「鰯の頭も信心から」の諺通り、何でも拝む対象にしてしまうのが、日本の宗教といえるかもしれません。真実は、神が人間を創造してくださったのです。人間がやることは、順序がさかさまです。
わたしたちが信じる神は、天地万物すべてを創造された創造主なる神です。今もこの神は、霊として天にて生きておられ、すべてを支配しておられます。万の神とは違います。

キリストは「神を愛す」ことが一番重要であると言っていますが、その意味は何でしょうか。人間がもっているすべての能力や感情(心、精神、思い、力)を尽くして神を愛すことです。神を愛すためには、神を信じる関係が前提にあります。わたしたちが神を信じれば、それは神を慕い求める愛に変わります。神の支配と教えを求める信仰になり、神を愛する信仰に変わります。

神はわたしたちがすべてを尽くして愛すように望まれています。単なる表面的な儀式的な礼拝によって、表現されるものではありません。心から出る熱い思いや感情によって、人は神を愛すべきでしょう。しかし感情だけではありません。知性や理性によっても神を愛します。感情に流されたりしない強い意志によって、神を愛すことではないでしょうか。

2.隣人を自分のように愛しなさい

この律法学者は「数ある律法の中で、何が一番大切な掟ですか」と聞きました。彼も当然1つの掟だけを聞くだろう、と思っていたでしょう。ところが、キリストは第一の掟に加えて、第二の掟も同様に重要であると言いました。

なぜでしょうか。その理由は、2つの掟が表裏一体の関係にあるからです。お札の表裏一体の関係と同じです。片面が偽物であれば、全体が偽物です。この2つの掟にも同じことが言えます。上記のこの2つの教えを、少し具体的に例を挙げながら、次の投稿では説明してみます。

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