コンテンツへスキップ 投稿日:2022年2月1日/更新日:2023年5月7日

キリスト教は西洋の宗教か

日本には、「どんな宗教でも結局同じことを教えているのではないか」という考え方があります。一般的に、キリスト教は西洋の宗教に過ぎない、と考えられています。キリスト教も、他の宗教と同じなのでしょうか。キリスト教の独自性を説明します。

キリスト教は単なる西洋の宗教に過ぎないのでしょうか。西洋の宗教に過ぎないと言われる所以はどこにあるのでしょうか。西洋の宗教とキリスト教を比べてみます。キリストの教えは、西洋文化が作り上げた宗教なのか検証してみます。

西洋文化はギリシャ・ローマ帝国以来、世界に影響を与えてきました。今日でも、その影響は計り知れません。この東洋の国、日本にも、西洋文化の影響があちこちにあります。でもキリスト教だけは日本に根付いていません。キリスト教が、西洋の文化の一部に過ぎないと考えているからです。

西洋の宗教とキリスト教、日本人の考え方は ?

最初に西洋の宗教とは、何かを考えてみましょう。西洋の宗教とは、西洋文化の一部としての宗教と定義付けられるでしょう。この定義付けでいえば、既存のキリスト教は、西洋に根づいた文化の一部と言えます。

「ただ単に西洋の宗教に過ぎない」という主張の裏には、それぞれの文化が宗教をつくっているという考え方があります。西洋の文化は西洋の宗教をつくり、東洋の文化は東洋の宗教をつくります。西洋の宗教は、東洋人であるわたしたち日本人に語っていないと無意識に考えています。だから、「日本人はキリスト教に耳を傾ける必要はない」という結論に至ります。

キリスト教の根本的な発祥の地はどこでしょうか

しかし、キリスト教のルーツは、西洋の文化とは無関係の古代中東にあります。古代中東の時代に書かれた旧約聖書にあります。 聖書によれば、イエス・キリストは、アブラハムの子孫です。アブラハムは、古代中東都市のハランに住んでいました。その後、彼の子孫であるイスラエルの民は、約400年間エジプトに住み、紀元前1200頃、カナンの地(現在のイスラエル・パレスチナ)に移住しました。これらの歴史は、けっして西洋の文化に根づいたものではありません。

神は、人間の文化を使って、真理をわたしたちに伝えている

天の神は、人間文化の様々な要素を使い真理を伝えました。人間の言語、交通機関、特殊な地理、それぞれの国の事情をご存知の神は、 古代ローマ帝国の1世紀に イエス・キリストをユダヤの地に遣わされました。その後、4世紀にキリスト教がローマ帝国の国教となり、急激に西欧諸国でキリスト教が発展していきました。ここに「キリスト教が西欧に由来している」と考えられている原因があります。

どんな宗教でも教えている共通点

  1. 共通点の第一は、他の人に善を行いをすることです。これはどんな宗教でも教えています。この教えは、人間社会の潤滑油のような役目を果たしています。 だから共通になるのもうなずけます。
  2. 第二に、どんな宗教でも信仰者自身の救いについて教えています。 たとえば、仏教ならばあの世(聖書が教える天国とは違います)で成仏できるように、この世で更に仏の道を極めるようにと教えています。 他の宗教も、ほぼ同じようなことを教えているようです。
  3. 第三に、どんな宗教でも自分自身よりも力ある方の存在を認めています。ある宗教は、霊界の力というでしょう。神道では、様々な神々がその力の大元です。 この点も、古代からどんな宗教にも共通して言えることです。

ある仏教僧侶が、宗教の有様を次のようなたとえで説明しています。(管理人がどこかで読んだ話です。)すべての宗教は、同じ光を指さしているというのです。宗教に入信している人たちは、光に指をさしている人の指を見ているに過ぎないと説明しています。つまり、すべての宗教の創始者たち(ブッダ、キリスト、モハメッド、その他多くの宗教の創始者たち)は、同じ光を示しているのです。

キリスト教は西洋の宗教ではない 

このように考えますと、キリスト教も他の宗教も変わりはないとなります。「所詮、何でもいいではないか?」という疑問が出てくるのもうなずけます。しかし、キリスト教の独自性には、他の宗教とまったく違う3つの点があります。

(1)唯一の主であるイエス・キリスト

唯一の神以外の霊的な力は、すべて神の支配下にあります。聖書は、神以外の霊的な力の存在は、否定していません。すべての霊的な力は、神の支配下にあると教えています。天地万物を造られた唯一の神だけが、すべての霊界の権威と力を持っています。ユダヤ教とイスラム教も、唯一の神の支配を信じています。この意味では、キリスト教は、この2つの宗教となんら変わりはありません。

ところが決定的な違いがあります。死から復活した主イエス・キリストは、天地万物のすべてを権威が与えられていると、マタイ28章には書かれています。この聖句によれば、ユダヤ教もイスラム教も、主イエス・キリストの支配下にあるのです。すべての霊界の力が、主イエスにひれ伏しています。

(2)三位一体の神

さらに三位一体の神という概念が、他のどんな宗教とも違います。聖書が教える「唯一の神」は、父なる神、子なる神、聖霊なる神の三位一体の神です。しかし、多神教のように、3人の神々がいるという意味ではありません。「三位一体の神」については、他のページで詳しく解説します。

(3)イエス・キリスト以外に人間の救いはない

最後の違いは、人間の霊的な救いについてです。唯一の神は、すべての人間の罪の贖いのために、イエス・キリストを十字架につけました。主イエス・キリスト以外に、人間には救いの道は与えられていません。

この世の終わりのときには、主イエス・キリストが再臨され、霊界のすべての力がひれ伏します。死んだ人たちも含めてすべての人間が、主イエスをほめたたえます。

結論

キリスト教と他の宗教の明らかな違いについて解説しましたが、いかがでしたか。主イエス様は真実を話していると管理人は信じています。もし本当に主イエス様が真実を話しているとしたら、すべての人間は真剣に主イエス様に耳を傾けるべきではないでしょうか。読者の皆様の上に、神の深い恵が宿りますように。

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