コンテンツへスキップ 投稿日:2021年12月1日/更新日:2023年5月4日

真実の道は主イエス様の道

「真実の道は主イエス様の道」というテーマで、中田キリストの教会の伝道者である前田文夫さんに、寄稿していただきました。

神の道からそれてはならない

神の道

「あなたがたは、あなたがたの神、主が命じられたとおりに守り行ないなさい。右にも左にもそれてはならない。あなたがたの神、主が命じられたすべての道を歩まなければならない。あなたがたが生き、しあわせになり、あなたがたが所有する地で、長く生きるためである。」(申命5:32~33)。この御言葉は、旧約聖書の中で何度も繰り返し述べられています。箴言4章27節にある「右にも左にもそれてはならない。あなたの足を悪から遠ざけよ」は、私たちの日常生活が聖潔であるべきことを教えています。

人の本分として 

神の言葉を用いてこれを守り、行うことは、人の本分であって永世不変の理念です。ソロモン王は、神の戒めに背いたため、栄華を極めた王国は分裂し、彼の晩年は、霊的には哀れな生涯でした。ユダヤ人もまた御言葉に従わなかったので、民族は分散して自国を失い、様々な災禍を受けました。

新しい契約の時代:「神の道=キリストの道」

旧約時代は、律法を尊守することによって神の祝福が約束されていましたが、今日、福音の時代は、「キリストが律法を終わらせられたので、信じる人はみな義と認められるのです」(ローマ10:4)。そして「その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった」(ヨハネ1:12)のです。

主イエスは、「わたしは道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません」(ヨハネ14:6)と宣言されました。道とは何でしょうか。道は本来、ある地点からある地点へ歩いて通行するために作られたものです。人の道は、人として守らなければならない道筋、道徳です。イエスは、ご自身が道徳であり、この世から天国に通じる道であると言われたのです。

 

 中田キリストの教会 伝道者 前田文夫