コンテンツへスキップ 投稿日:2023年6月26日/更新日:2025年2月15日

キリスト教の信仰の根本的な違いとは?

キリスト教の信仰

天地万物が神によって創造されたと信じる宗教は、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教です。その中でキリスト教の信仰は、根本的に他の宗教とは違います。創造主なる神を信じる第一歩は、イエス・キリストを信じることです。神を信じることとイエス・キリストをしんじることについて考えてみます。

宗教という偽善を見る時

何が本当で何が真実なのか分からない世の中で、信じるなんて不可能と感じるのも無理はありません。宗教は文化や慣習が違うだけで、どれをとっても同じに聞こえます。宗教を語る人たちは、自分の主義主張を語るだけの偽善者に過ぎないと思えてきます。私自身もそんな一人でした。宗教大嫌い人間だったのです。

古今東西、人類の歴史の中で、宗教がもたらした功罪は、何でしょうか。宗教の名によって良いことも行われてきました。キリスト教でいえば、キリスト教系の病院やミッション系の学校が良い事例として挙げられるかもしれません。しかし、同時に同じくらい、いや、それ以上にキリスト教の名によって、悪事が人類の歴史上行われてきました。キリスト者として恥ずかしい限りです。そうであれば、いっそのこと宗教からまったく離れて、キリスト教を単なる宗教と捉えて、傍観しているのが一番かと思われるのも無理はありません。

既存のキリスト教を観察して、クリスチャンではない方々は「キリストとはどんな人なのか」を判断されます。もしかしたら、そこには大きな誤解があるかもしれません。イエス・キリストが言っている真意とは、まったく違ったふうに解釈されている場合があります。直接、イエス・キリストの言葉に聞いてみましょう。

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キリストの言葉「心が騒がせるな」 

心を騒がせるな。神を信じなさい。そしてわたしをも信じなさい。

ヨハネの福音書14章1節 聖書協会

最初に、「心を騒がせるな」と戒めています。私たちの周りには、既存のキリスト教を観察して、キリスト教についていろいろなことを言う人がいます。非難、中傷、批判する人もいるでしょう。それとは反対に、キリスト教を絶対的に援護する人もいるのです。そのどちらを聞いても、賛成できないかもしれません。なぜでしょうか。どちらにも「一理ある」と感じるからでしょう。

しかし、このような人の批判や批評を聞いても、自分自身で直接キリストの言葉を聞かない限り、本当の所はご自分では判断できないのではないでしょうか。ですから他の人からの雑音を一度捨ててみてはいかがでしょうか。

またご自分がもっている疑いも拭い去って一度まっさらな状態で、キリストの言葉を聞いてみるいことをご提案させていただきます。「心を騒がせてはならない」とは、「白紙の状態でわたしの言葉を聞きなさい」とキリストは言っているのだと管理人は思います。

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キリスト教の信仰

キリストは「神を信じわたしをも信じなさい」と言っています。この招きにどんな意味があるのでしょうか。読者の皆様の中には、創造主なる神を信じることは出来るけど、イエス・キリストについてはまだ確信を持てないと思っているい方がいるかもしれません。キリストは、「神を信じているのであれば、わたしをも信じなさい」と促しているのです。逆も真なりです。無宗教の自認して神は信じていなかった人が、キリストを信じると神を信じることにもつながるのです。

このキリスト教の信仰は、他の一神教とは100%違います。冒頭で書きましたが、ユダヤ教とイスラム教はキリスト教と同じように一神教です。しかし、創造主なる神とつながる信仰は、イエス・キリストを信じることによって可能なのです。「それは極端でしょ?」とお考えかもしれません。イエス・キリストは次のように証言しています。

フィリポが「主よ、わたしたちに御父をお示しください。そうすれば満足できます」と言うと、
イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、『わたしたちに御父をお示しください』と言うのか。わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなたがたに言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。わたしが父の内におり、父がわたしの内におられると、わたしが言うのを信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。ヨハネ14章8-11節 聖書協会

キリストが父と呼んでいる方は、天にいらっしゃる父なる神です。別の聖書の箇所では、神を「わたしの父」と呼んでいます。天にいらした一人子は、父なる神と共に創造のわざをなさいました。その一人子が、父なる神によって遣わされ人と成り生まれたのです。

キリストは、ご自分が父なる神のわざをなさっていると明言しています。父なる神がどんなお方か知りたければ、イエス・キリストを知る必要があります。他の宗教ではまったくあり得ないことです。

さてここで質問です。キリストが神から遣わされたという事実を、誰が一番知っているでしょうか。答えは、キリストご自身です。地上で生きた人間の中で、この事実を実体験として経験して証言できるのは、イエス・キリストだけです。問題は、私たちがそれを信じるかどうかです。

万が一でも、イエス・キリストが真実を語っているのであれば、一考に値します。イエス・キリストは、自分が天の神から遣わされ、真理を語っていると言っているからです。唯一の神、天地万物を創造された神が、イエス・キリストをこの世に生まれさせた、と書かれています。この信じられないような話が事実だとしたら、私たち人間はどうしたらいいのでしょうか。

自分で聖書を手に取り読み始めるーこれが最初の一歩です。もしあなたが真理を求めているのであれば、神様の聖霊があなたを真理へと導いてくださいます。1対1でイエス・キリストと向き合うことが出来ます。たとえ信じていなくても、「イエス・キリストよ、あなたが本当に真理を語っているのであれば、私を導いてください」と祈ってみましょう。神様はあなたの心に働きかけると管理人は信じています。

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