「置かれた場所で咲きなさい!」この時期は環境の変わる方が少なくありません。そして、環境の変化には不安も伴ないます。しかしながら、聖書は、どのような環境にあったとしても、常に神を見上げて、最善を尽くして前向きに歩みなさいと説きます。そうする時に、その道はやがてまっすぐにされ、前進できるのではないでしょうか?
常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。
旧約聖書「箴言」3章6節 聖書協会
いよいよ新年度です。この時期は、環境が変わるという方も少なくないのではないでしょうか?そして、環境の変化は、私たちを大いに不安にさせるものです。
そんな私たちに、聖書は「常に主を覚えてあなたの道を歩け」と語り掛けます。私たちの環境が変わったとしましても、そこで、天地万物の創造者にして、全知全能なる神を見上げ、絶対者である神の御手の働きを認めていくのであれば、その歩むべき道はやがて「まっすぐに」され、前進できるということなのではないでしょうか?
しばらく前にベストセラーになりました、シスター渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』という本があります。その本の中でシスターは、「置かれた場所こそが今のあなたの居場所なのです。そこであなたなりの花を咲かせる努力をして下さい。仮に、どうしても咲けない雨の日や風の日は、根を下に伸ばすことをしてみて下さい。やがて咲く花がより大きく、より美しくなるように・・・」と述べています。
このことは決して、単なる諦めではありません。むしろ、より良い生き方のヒントになるではないでしょうか?・・・こんな言葉があります。「過去と環境は変えられないが、未来と自分は変えられる」[⇒リピート]。であれば、私たちは変えられない環境を無理やりに変えようとするのではなく、置かれた場所、その与えられた環境で、ベストを尽くしつつ、自分なりの花を咲かせたいものであります。
もしかすると、私たちは、他の花々が気になってしまうことがあるかもしれません。しかしながら、必要以上に、他の花々を意識せずに、世界に一つだけのあなたの花、私の花、オンリー・ワンの花を咲かせようではないでしょうか?
改めまして、聖書の言葉を引用いたします。・・・
常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。
旧約聖書「箴言」3章6節 聖書協会
皆さんに神様の豊かな平安がありますように。・・・シャローム!