1人はみんなのためにみんなは1人のために

ラグビー競技には、one for all, all for one「 一人はみんなのために、みんなは一人のために」という概念があります。御茶の水キリストの教会の野口良哉伝道者が、お互いに助け合う隣人愛についてわかりやすく解き明かしています。

一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。

コリント人への手紙第一12章26節

さて、新約聖書の福音書の中に、イエス・キリストが一人の中風の人を癒されたというお話が出て参ります。ちなみに、「中風」とは、「現在では脳血管障害(いわゆる脳卒中)のである半身不随、言語障害、手足の痺れや麻痺などを指す言葉として用いられている」ようです。

主イエス様を信じた人々のチームワーク

ところで、その時、四人の友人たちがその中風の人を寝床に寝かせたまま運んで来たといいます。しかも、当時、主イエスがいた家は大勢の人々でごったがえしていたため、友人たちは何と屋根に上り、その家の屋根をはいでまで、その病人を寝床ごと、イエスのもとにつり降ろしたというのでした。一人の病気の友のために、そこまでする友人たちの篤き友情を感じざるを得ません。

一人はみんなのために、みんなは一人のために

そして、最終的に、主イエスはその中風の人を癒すのですが、その際に、主イエスは何と「彼らの信仰を見て」そうされた、と書かれているのです。要するに、ここでイエス・キリストは、病人本人のみならず、その友人たちの信仰をこそ見て、その中風の人を癒された、と受け止めることもできるのではないでしょうか?・・・このことは、ある意味、一人の人が癒されたり、救われたりするためには、その本人のみならず、その周囲にいる者たちも重要な役割を果たし得るということを意味しているのではないかと思います。

かつて私の知人が心臓に大きな病いを抱え、日本ではその治療が困難だった時に、その友人たちや同僚たちが一つになって多額の募金を呼びかけ、その渡航費や治療費を集め、何とその渡航や治療が実現し、その方が回復したということがありました。ある意味、この聖書のエピソードは、そういうことを示唆しているのではないでしょうか?

一人はみんなのために、みんなは一人のために!

ラグビー競技などでよく言われる言葉、モットーに、「One for All, All for One (一人は皆の為に、皆は一人の為に)!」というものがあります。まさに、その精神で、私たちは、≪共に生きる≫ということをして参りたいと思います。

 あなたの周囲には、あなたの助けや友情、そして、その隣人愛を必要としている、誰か、そんな“一人”はいないでしょうか?そんな“一人”の存在が、みんなのチームワーク、私たちの結束を強めるきっかけにもなり得るのです。  One for All, All for One (一人はみんなのために、みんなは一人のためにに)!

野口良哉伝道者 御茶の水キリストの教会

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