コンテンツへスキップ 投稿日:2023年3月4日/更新日:2023年5月7日

宗教で人を縛りつけないで!

日本には、宗教で人を縛りつける奇妙な宗教団体がたくさんあります。仏教、神道、キリスト教、それぞれにカルト的な集団があるのです。それらは信者数が数万人にのぼる大きな組織なのです。それらの宗教団体を責めるのは簡単ですが、そのような教団に入信してしまう日本人の特質にも問題があるのです。

日本人は適度に縛られるのが好きかも?

統一教会は、カルト集団であることは公然の事実ですが、それでも多くの方々が信者です。最近では、エホバの証人が、輸血問題でマスコミをにぎわしています。その他、カルトとは公には言われないでも、カルトと同じように信者を縛り付けている著名な団体があるのではないでしょうか。

日本人は、宗教的に適度に縛られるのが好きなのではないかと私は思います。「献金は自由な金額でどうぞ」と言われるよりも、「献金の相場は5000円くらい」と言ってもらった方が気が楽になれるのです。立川に真如苑という信仰宗教がありますが、お参りには入場料として毎回3000円がかかります。それには何の疑いもなく、毎週、数千人の人たちが訪れるのです。

日本の宗教総信者数

日本の宗教信者数を調べてみました。文部科学省のサイトで掲載されている2022年データからグラフにしてみました。

2022年宗教人口

総人口よりも宗教人口の方が、約5000万人多くなっています。これが日本の宗教の実態を物語っています。これは宗教法人からのデータの統計です。宗教法人になっていない団体も、日本には数多くありますので、実際の宗教人口はもっと多いと思われます。

入信する理由

多くの人たちは、宗教で安心料を買っている。日本人にとっては、保険のような安心料です。万が一のために、自動車保険、火災保険、地震保険、いろいろな保険にかけているかもしれません。それがたとえカルト宗教なものであっても、ひょっとしたら本当かもしれないと思い、保険をかけるように会員になったりお布施をするのです。

お付き合いで入信している。また多くの人たちは、友達付き合いのよしみで、宗教の会員になっています。別に深い意味はないかもしれません。親戚も同じようなつながりで、勧誘を受けたりします。

政治にも影響力をもつ宗教団体。SGはこの横のつながりで、今まで宗教的政治的な影響力を広げてきました。またいくつかの宗教団体は、自民党にとって大きな票集めの力になっているのです。

カルト的とは知っていても、大きな団体だから平気だと思っている。「寄らば大樹の陰」の諺通り、多少なりともカルト的ではないかという認識があっても、大きな団体だから心配いらない、と多くの方々は思っているのではないでしょうか。諺ではありませんが、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の心理が、日本人の宗教観にはあるように、私には思えます。

隠れ信者が多い

自分が会員になっている宗教団体を、ご近所に人たちに公にしている方々は、活発なSGの方々だけでしょうか。それ以外の人たちは、普通、自分の宗教団体を秘密にしています。

日本人の宗教観は「どっちでも同じ」ですが、すでに書いたように、日本人の宗教は保険のようなものです。万が一のために複数の保険に入るように、複数の宗教に入っておいた方が安心なのです。この意味で、日本には、周囲の人たちは知らないけれど、多くの隠れ信者がいるのではないでしょうか。その隠れ信者ゆえに、宗教人口は日本の総人口数よりも多くなっていると私は思います。

宗教よりも主イエス・キリスト

人間が作った宗教よりも、私は直接、主イエス・キリストの下に行きます。教会から始まる宗教ではなくて、主イエス・キリストとの関係で、信仰生活が始まります。主イエス様との関係があるから、教会での礼拝があり、主イエス様を信じる人たちとの交流があるのです。

  • 誤 教会がある > 主イエス・キリストとの関係
  • 正 主イエス・キリストの関係 > だから教会がある

主イエス・キリストは、決して人を縛ったりしません。束縛したりしません。クリスチャンは、自分の自由を悪用しない自由人だと思います。主イエス様だけを信頼して生きていくーここにクリスチャンの生き方、ライフ・スタイルがあるのではないでしょうか。人に束縛されない、人を束縛しないで、隣人を自分のように愛します。神を愛し、隣人愛を実践して、日々精進していくのです。主イエス様を信じる事を大切にしているから、キリストが建てている教会も大切にします。主イエス様の兄弟姉妹とお付き合いできる恵みに、日々感謝して過ごしましょう。

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