失敗は成功のもとと言われます。敗北と失敗から学ぶましょう。2022年サッカー・ワールドカップが行われました。日本代表の勝利と敗北から学ぶことはできないでしょうか。私たちの人生にとって、非常に役に立つレッスンがあります。
歓喜の勝利の後の敗北
2022年11月23日、ドイツと対戦して歓喜の勝利。「予選突破も出来る!」と早くも思い込んでいる人たちがいました。そして27日にコスタリカと対戦、結果は1‐0の惜敗でした。多くのサッカーファンは、一夜にして気分が落ち込んでしまったのです。
でもこれって、人生そのものではないでしょうか。人生には、勝利と敗北、成功と失敗が交互にやってきます。一見、連勝街道まっしぐらという人も、多くの失敗を経験しているのです。日本代表の勝利と敗北から、2つことを学ぶことができます。
どんなに努力しても、人生には敗北はある
人生の現実を直面してみましょう。どんなに努力しても、人生には敗北はあるという現実です。失敗、敗北ナシの人生などありえません。七転び八起きという表現があるように、私たちは転んだら立ち上がるように造られています。足がなくて、立ち上がれない人も手で前へ進むことができます。
人生はいろいろです。足が不自由な人もいれば、目が不自由な人もいます。肉体的ハンディキャップを負っている人がいます。一方で、先天的な病気を持っている人がいます。その人たちが、みんな前を向き、自分で出来ることをやっているのを見ると、私は多くの励ましを受けます。出来ることを、地道にやっていくことに、人としての成長があるように、私には思えます。
自分の過去の失敗を嘆いて下を向いていては、何も始まりません。心の成長もありません。誰でもみんな、何かしらのハンディキャップを負っているのではないでしょうか。ある人は、生まれ育った家族の問題かもしれません。またある人は、友人関係で傷つけられた苦い経験が、その人を苦しめています。みんなドングリの背比べです。
人生の敗北を乗り越えてこそ、人は成長する
敗北や失敗は、人生の中の1ページに過ぎません。人生に苦労や困難は付き物です。カレーにライスが付くのと同じです。人生の敗北、失敗、苦労、困難を乗り越えてこそ、人は成長するのです。
27日、日本代表はコスタリカに負けました。致命的なミスをした選手もいたようです。しかしまだスペイン戦が残っています。仮に予選突破できなかったとしても、それは、日本代表の選手たちにっとっても、生か死を問うような問題ではありません。人生にはもっと大切なものがあるのではないでしょうか。人として成長していく方が、ワールドカップ予選突破よりも、100倍重要なのではないでしょうか。予選突破しても、悪態をさらけ出していたら、何のためのサッカーでしょうか。
主イエス・キリストは、私たちの人生の成長を助けてくださいます。多くの日本人は、この事実に気づいていません。人生にどんな不幸があったとしても、それはあなたの人生の1ページです。残りの人生は、白紙の状態です。主イエス・キリストが、あなたの人生を導いてくださり、その白紙に恵みに満たされた美しい人生の絵を描いてくださいます。主イエス・キリストを知りましょう。
取返しのつかない敗北や失敗があった時、立ち上がれない程辛く自分を見失うこともあると思います。私はそうでした。しかしその経験から主イエスに救われ、苦しみ以上の恵みをいただけました。全てを支配される主を信頼することを今日も教えてくださいます。
いつも思慮深い考えをコメントしていただき感謝しています。確かにどん底に行ったら、もう上がるしかないです。でもどん底にいる時、私はそれがわからなかったと思います。でも必死だったですね。