コンテンツへスキップ 投稿日:2025年5月18日/更新日:2025年5月18日

携挙の教理とは何でしょうか

携挙

千年王国の教理の中に携挙という概念があります。携挙の教理とは何でしょうか。携挙をテーマにした小説「レフト・ビアインド」は、後にシリーズ化されましたが、最初の小説が1995年にアメリカで出版されました。何と6500万部も売り上げたベストセラーになったのです。それだけこの概念が、アメリカのクリスチャン、特にプロテスタントの方々に広がっている証拠でもあります。だからこそ、この教理を理解する必要があると思います。

レフト・ビハインドの著者は、前千年王国の信者なので、この教理に沿ってこの小説は書かれています。この小説を読めば、千年王国の教理の概要がわかってしまうほどです。日本語にも翻訳され、いのちのことば社から発行されています。

携挙という概念

まずは、携挙という概念の発端になった聖句を読んでみましょう。

兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。1テサロニケ4章13-17節 聖書協会

携挙とは、シンプルにいえば、生きているクリスチャンが空中で主イエス様と出会い、天に引き上げられるという現象です。携挙は、千年王国の教理の一部であり、とても重要な部分です。携挙は、神様が創造する終末の序章です。教会時代が終わり、携挙から終末の鐘がなるのです。

携挙

主イエス様は3回再臨する

千年王国の教理によれば、主イエス・キリストは、3回再臨する予定になっています。最初の2回は、千年王国主義者も認めます。第三回目の再臨を主張するのは、おそらく私だけだと思います。

第一回目の再臨は、主イエス様が空中でクリスチャンと出会う携挙の時です。第二回目は、主イエス様が千年間、悪魔を縛り付け、イスラエルの民とクリスチャンと共に御国を統治する時です。最後の再臨は、悪魔に惑わされた民がイスラエルの民と最後の戦いを挑み最後の審判が下された後、神である主イエス様が裁きを下す時です。

1テサロニケ4章13-17節で示されているように、主イエス様が空中で現れる時が、唯一の再臨の時だと私は思います。どのような順番で何が起きるのかは私にはわかりません。むしろ、そのような順番は、私たち人間が知る必要はないと思います。携挙について、非常に簡単ですが説明しました。皆様のご感想をお聞かせください。

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