コンテンツへスキップ 投稿日:2022年10月15日/更新日:2025年5月18日

新しい契約の特徴-キリストによって成就

使徒たちの権威

キリストの権威によって成就された新しい契約の特徴を解説します。1.主イエス・キリストの支配、2.すべての民族、3.神様と正しい関係、4.罪が赦される、5.聖霊が与えられる、6.キリストの共同体、教会、7.主イエスの再臨。クリスチャンは、旧い契約の下にはいません。旧い契約の律法も効力ありません。イエス・キリストご自身が律法となられたからです。

1.主イエス・キリストは、天地万物を支配している

イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。」マタイ28章18節 聖書協会

物理的には、人間がこの世を支配していますが、霊的に悪魔が活発に人間を騙そうとしています。物理的にも霊的にもすべてを、天にいらっしゃる主イエス・キリストは支配しているのです。イエスは、父なる神様とともに天地万物を創造した方です。同時に、この方は今、天地万物すべてを支配している主です。主イエス様の支配は、この世の終わりの時まで続きます。

主イエス様を主なる神として信じているクリスチャンにとっては、主イエス様は救い主です。主イエス様はクリスチャンに永遠の命を与えると約束されています。

新しい契約
Many wild animals in the forest illustration

2.すべての民族が主イエスによって招かれている

旧い契約では、イスラエル民族だけが神様との契約に与ることができましたが、新しい契約では、すべての民族、すべての文化の人々が神様に立ち返るように招かれています。人種、国籍、性別や社会的地位などまったく関係ありません。

また過去にどんな罪を犯した人であろうとも、すべての人々が主イエス・キリストを信じるように招かれています。主イエス・キリストは、どんな人でも受け入れます。過去から今まで背負ってきた重荷を、すべて主イエス様に打ち明けてみましょう。

3.主イエス・キリストを信じる人が、神様と正しい関係を持てる

旧い契約ではモーセが語った律法が、神様の救いの媒体でした。しかし、新しい契約では、主イエス・キリストが旧い契約の律法を成就することにより、主イエス様ご自身が律法になりました。

この方を信じる人は、誰でも神様と正しい関係をもっつことができます。なぜならば、主イエス様は、すべてを支配する天の神様と正しい関係をもつための唯一の道だからです。主イエス・キリスト以外に救いの道はありません。

4.信じる人の罪が赦される

旧い契約では、人々が罪を犯すごとに罪の赦しのためのいけにえが捧げられました。しかし、新しい契約では、主イエス様ご自身が人類の罪のいけにえとして、たった一度だけ十字架にかけられ死にました。今、この方は天に御座におられ天地万物を支配されておられます。

主イエス・キリストを信じる人は誰でも罪が赦されます。主イエス様の戒めを聞き従いに、罪の呪縛から解放されましょう。罪は赦されますが、罪の根っ子は私たちの心に残っていますからまた罪を犯してしまうことがあります。ですから、常に主イエス様に目を向けて、罪を悔い改めて霊的に成長していきましょう。

新しい契約

5.信じる人に神様の聖霊が、心に宿り与えられる

旧い契約では、特別な人たちだけに(たとえば預言者、祭司、王といったリーダーたち、特殊な技術を必要とした神殿大工)聖霊が与えられていました。しかし、新しい契約においては、信じる人すべての人に神様の聖霊が与えられます。新しい契約について次のように預言者エレミヤが預言しています。

さらに新しい契約では、すべてのクリスチャンに聖霊が与えられ、神様を知るようになります。これは聖書の教理をすべて理解するという意味ではありません。すべてのクリスチャンは、神様がどのようなお方かを知るようになるということです。

6.互いに愛し合うキリストの共同体、教会が与えられている

最後にクリスチャンには、特別な共同体が与えられています。一人孤独なクリスチャンなど存在しません。主イエス・キリストが愛してくださったように、お互いに愛し合う共同体を主イエス様はクリスチャンのために建てています。

主イエス様がいつも真ん中に立っておられ、クリスチャンを招いておられます。誰からも遠くもなく、近すぎもなく、すべてのクリスチャンに聖霊として宿っているのです。教会なしにはクリスチャンは、霊的に成長することはできません。なぜでしょうか。主イエス様が、個々のクリスチャンとして宿って、他のクリスチャンを支えているからです。

7.主イエス・キリストはいつか再臨され、すべての民族を裁く

主イエス・キリストは、人間の罪を裁くためにいつか再臨されます。また人間の前に現れます。しかし、キリストの再臨がいつ来るのか、その日その時は誰も知りません。その時、すべての民族が主イエス様にひれ伏します。過去に死んだ人たちが死から復活をし主イエス様と対面します。またその再臨の時に生きている人たちも対面します。

5:10 なぜなら、わたしたちは皆、キリストの裁きの座の前に立ち、善であれ悪であれ、めいめい体を住みかとしていたときに行ったことに応じて、報いを受けねばならないからです。2コリント5章10節 

わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。こう書いてあります。「主は言われる。『わたしは生きている。すべてのひざはわたしの前にかがみ、すべての舌が神をほめたたえる』と。」それで、わたしたちは一人一人、自分のことについて神に申し述べることになるのです。ローマ14章10-12節 聖書協会

たとえイエス・キリストを信じていなくても、すべての人間は主イエス・キリストの支配下にいます。その時まで来るまで、父なる神様は人々が悔い改めるのを信望強く待っておられます。キリストを信じなくても幸せに感じている人も、人生の闇に翻弄されて苦しんでいる人も、すべての人が招かれています。また、キリストを信じてクリスチャンになっている方も、すべての人間が主イエス様の裁きの座に立つことになります。罪を悔い改めて、主イエス様の再臨を待ち望みましょう。

読者の皆様の上に、主イエス様の尊い祝福が宿りますように、アーメン。

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