
第2章 ファンタジー
夕焼け雲
夕日で雲が
オレンジ色に
焼けていった
まるで
焼きいもが
焼けていくような
姿だった
ネズミ
チュ―チュ―
棚のすきまから
かわいい顔して
僕を見ている
きみの目には
どのように
映っているのかな?
きっと
憎んでいるのだろう
僕たちは
きみをじゃま者のように
扱っていた
ごめんなさい
きみに言葉で
プレゼントをするから
どうか
ゆるしておくれ
かわいい顔した
きみは
ミッキーマウスよりも
かわいい
今日からきみを
プリティーマウスと呼ぼう!