
3章 グローリー
心から愛してくれたお方
心がさびしくて
女の人に愛されたかった
自由に行動できなくて
相手に通じなかった
そんな自分がいやになり
生きる喜びがなくなった
そんなある日
見知らぬお方が
「あなたを愛します」
ぼくはうれしくて
泣いてしまった
まずしい僕を
愛してくれて
ありがとう
つまらないことにバイバイ!
自分と気の合わない人に
敵意を抱いたり
無視をしたことがある
ある時
人間は
全能なる神様の愛によって
生きていることを知った
その時
自分はなんて
愚かで高慢な人間なんだろう
と
感じて
恥ずかしくなった
これからは
こんなつまらない
生きかたをやめて
だれでも親しみを持って
平和を保って
付き合っていこう
隣人を愛す
人々を憎んでいた
町を歩くのも
つらかった
ある時
逆に愛したら
どうだろうか
そう考えたら
生きる楽しさを
味わえた
ある日の夢
夢の中で
荒野で夜空を見上げ
あまりにも夜空がきれいなので
天にむかって
「神さまぁ・・・」
すると
天から光がさしてきた
その中から
かがやいた
降りてきた
十字架は
何かを言っているような感じで
僕の体に入っていった
きっと神さまは
十字架を背負って
生きてほしいと
望んでいるのだろう
そんな心やさしい
神さまのために
生きていこう