第４章 自然からのメッセージ
幼い思い出
幼い頃は
自然にあなたとふれあい
夕日を心から
きれいだなぁ
と
感じた
あの時は
自然と遊ぶのが好きだった
けれども
大人に向かって生きてきて
あなたを忘れてしまった
でも
今はあなたとふれあい
幼い頃に
もどったような気がした
人生って
こんなものなのかなぁ
かみなり
神様
あなたに対して不信仰な私を
おゆるしください
どうか
怒りを
お止め下さい
あなたは
恐れおおくも
全能なる私たちの
生ける神様でございます
空色
空の色は
絵の具よりもきれいだ
あなたが作られた空色は
絵具を溶いても
作れない
雨あがり
トマトの葉っぱから
滴が落ちてきた
まるで
泣いているようだ
雨にうたれて
痛かったんだね
どうか めげないで…
あなたは
雨水を吸って
生長するんだから
自然がなけりゃ
雨が降りなけりゃ
水が飲めない
太陽がなけりゃ
野菜が食べられない
木がなけりゃ
空気を吸えない
神様がいなけりゃ
この世は存在しない
自然がなけりゃ
雨が降りなけりゃ
水が飲めない
太陽がなけりゃ
野菜が食べられない
木がなけりゃ
空気を吸えない
神様がいなけりゃ
この世は存在しない
自然がなけりゃ
生きていけない
フラワー
野に咲く花でさえ
美しくさいているのに
なぜ
僕の心は
美しく咲かないんだろう
やさしさ
あなたは嵐をもって
わたしたちを驚かせます
でも
嵐の後に
とても美しい夕日を
見せてくださった
あなたは恵み深く
心やさしいお方ですね
神秘
海岸を散歩した
波の荒々しい姿を見て
この力強い源は
なんであるか知りたい
もし この神秘に満ちた力を
手に入れることができたなら
きっと
強い心を持って生きていけるだろう
おお！
この力を与えてくれるお方がいるならば
弱い心を強めてください
オシャレ
地の上でじっとしているだけなのに
花々は美しい色彩を飾る
僕には自由があるのに
オシャレをしたいと
わずらっている
生きよう!
となりの家の瓦の屋根に
えさをくわえた鳥が飛んできた
きっと ひなどりにえさを
あげるんだろう
そんな
鳥の精一杯生きている姿を見て
いい加減な自分がはずかしい
わたしたちだけに豊かな知性を
特別にあたえてくれたお方に
なんてこたえたらいいんだろう
スマイル
がむしゃらに
絵を描いた
ふと
たそがれた空を仰いだ
小さな月は
スマイル スマイル
「一生懸命に生きれば
神様は喜ばれるだろう」
と
月は僕の心に
語ったような……
小さなわたしたち
雲仙が爆発し
火砕流が流れ出し
人々が自然の恐ろしさに
ふるえている
自然の災害が起きると
わたしたちは
小さな存在だということを
痛感される