神の愛が心に響く詩集

車イスに乗っていると
人に頼らなければ
なかなか外出できない
もし
この車イスが飛んだら
あの人のところまで
自由にいけるのになぁ

ホームランは
ねらってもなかなか打てない
ホームランを打ったある選手の談話で
「思い切って打つことだけを
心がけていました」
だから
大きいことをねらわず
コツコツと歩んでいこう

アッシーは
障害をもっている
僕にとって
自分の足のように感じる
アッシー君
きみは
本当にすばらしい

病を背負っている自分を
好きになれなかった
けれども
あなたは
こんな僕を愛してくれた
命を授けてくれた
ありがとう
とてもうれしいです

この世には死を宣告されても
一生懸命に生きている人がいる
僕は病が信仰にするにつれ
死が刻一刻と近づいていることを感じる
けれども
いい加減に時を過ごしてしまう
そんな自分がいやになるが
この時を大切に生きようと思う
命ある限り
燃やし続けたい

ふだんはかわいい松野明美さんが
マラソンを始めると
情熱的で力強い姿に変わってしまう
僕の体や心は弱いけど
もし
神様が用いて下さるなら
強い信仰を持って
情熱を燃やして
平和を作っていけるだろう

バラよ
僕の体は
あなたと同じように
とげだらけ
そんなあなたは
僕の仲間だ

野に咲く花は
細い茎で
大雨に耐えている
僕の体は
花よりも大きいのに
小さなことでも
耐えられない
この花ように
雨にも負けず
生きていきたい