21 「神様ごめんなさい」 2000年4月7日
神様ごめんなさい 不平ばかり言って
けど 分かってください 辛い気持ちを
寂しいこの胸を
ズボンはくにも 腰がのびないせいか
腕が後ろに回らず 引き上げられません
しかたなく ベッドの上に転がってはくのですが
これまた時間がかかるのです
無理なことだと知りつつも
頼めぬ俺はやっぱり気が強いのでしょうか
くだけた人間になるべきなのでしょうか
砕けるにはどうしたらいいのですか
教えてください
22 「親子の会話からー神と悪魔の対決」 2000年4月7日
父ちゃん この世になぜ病気があるの
病気は誰が作ったの
うん 悪魔の仕業だよ
悪魔は誰が作ったの
むかし むかし 天国でのこと
神様に二人の息子がおりました
一人はとてもいい子でしたが
もう一人は神の目を盗んで
人間に悪さばかりしていました
ある日のこと 下界に降り
きょろきょろしていましたが
何を思ったか そばにある大木を
いきなり引き抜くとビュー ビューと
振り回し始めました
驚いたの神様 止めさせようにも
天と地 うろたえるばかり
そうしているうちにも
大木はそばを通った人間をなぎ倒しました
馬をけちらし 車をつぶし あらゆる物を
めちゃくちゃにしました
その一部始終をご覧になった神様は
天の門を閉め追放したのです
追放された彼は悪魔となり
以前にもましあらゆるものにいたずらを
しかけるようになりました
23 「かわいそうなおまえ」 2000年4月10日
おまえは本当にかわいそうな奴
私がこんなに恵みを与えているのに
感謝するどころか 不平ばかり
どうしてそんなに不平を言うんだね
さすがの私も堪忍袋の緒が切れそうだよ
本当に恵みがいかなくなるよ
今すぐ 悔い改めなさい
私からの警告です
24 「好きと嫌いは紙一重」 2000年4月10日
やすまさよ おまえはどうして
文句ばかり言っているのだい
そんなおまえを 俺は大っ嫌いだ
でも 好きなところもあるんだよ
人一倍頑張りやで人に対する優しさがあるところ
そんなおまえを俺は大好き
食べちゃいたいほど好きなのさ
25 「足をください」 2000年4月11日
足をください
そう丈夫でなくていいんです
杖をついて歩ける程度の足を
でも それには目も必要
このさい神様に目もお願いします
欲張りの男より