コンテンツへスキップ 投稿日:2021年10月23日/更新日:2025年2月22日

心動かされる詩集

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心動かされる詩集


31 「悲しみよ どんと来い」  2000年4月15日

悲しみよどんと来い 俺は負けないぞ
と言っても 胸のうちは やっぱり寂しい
みんな まけおしみ
心の中は ボロボロさ
足は立たぬし目も見えないし
こんな思いをしてまでも なぜ人生に生きるのか
ああ 分からない分からない
分かってた人は おしえてね  やすまさ


32 「思いでの中に」  2000年4月17日

思い出の中に きみがいた
思い出の中に 君と歩いた
思い出の道は果てしなく続いた
その道も 今は見えない
季節は4月
思い出のあの道に
今ごろタンポポの花が咲いていることだろう
二度と見えないタンポポに
二度と歩けぬあの道に
思いをはせる 私です

33   「人生」  2000年5月19日

人生は
悲しみを作る工場
苦しみをもたらすところ
どうしようもない寂しさと
やりきれない心細さを携えて歩む道
その寂しさと心細さを埋めるのは
互いの愛
しかし やがて
愛もなく冷気がみなぎる時
消滅を感じる
そうならぬよう 何かを求める

愛を失わないため
冷気がみなぎらぬよう
求めよう
大いなる神の愛を

34  「骨折」  2000年5月19日

小生この度骨折してな
ギブスなるもの着けたんだ
ものめずらしさが手伝って
触ってみたい願望に駆られたけれど
それはそれ足ゆえに曲げることもならず
ただいたみを堪えていた
というわけさ

おかげさまで今は
痛みなどほとんどないよ
親身もおよばぬ看病も受けたし
ありがたい ありがたい


35  「カラマメの歌」  2000年5月19日

ジマメ、カラマメ、ピーナッツ
南京豆に落花生
一つの豆に名が五つ
よくもこんなにあったもんだ
欲の深いにゃ 驚いた

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