コンテンツへスキップ 投稿日:2025年3月9日/更新日:2025年3月14日

梅毒も自己中心も恐ろしい感染症

梅毒も人間の罪も恐ろしい感染症

感染症のコロナが2019年から世界に猛威を震いましたが、感染症はコロナだけではありません。最近、梅毒が復活しています。多数のセックスパートナーを持つが故に、感染者数が過去最高に達しました。感染症は、肉体に関係する病気に限ったことではありません。梅毒も自己中心も恐ろしい感染症です。

梅毒という感染症の怖ろしさ

梅毒は、主に性交渉によって感染されます。感染者の中には、まったく自覚症状がないという人も少なくはありません。ですから、実際の患者数はもっと多いのではないでしょうか。もっと梅毒感染が広がっている可能性があります。

感染者の中で自覚症状がない人たちは、病気に気付かずに放置している可能性が非常に高いのです。しかし、治療を受けずに放置していれば、梅毒は体の中枢神経まで侵してしまいます。感染者が知らない間に、体の中枢神経を蝕んでいく物凄い病気です。

10年前までは風俗で働く女性たちが、梅毒の感染者だったそうですが、最近では一般の方々が性病科に来るそうです。日本人の性生活が乱れている証拠です。男性が風俗へ行くというパターンで梅毒に感染するのではなく、複数の性的パートナーを持つことによって感染が拡大している表れでもあります。

「男性Aから女性Aへ、男性Aから女性Bへ、女性Aから男性Bへ、女性Bから男性Bへ」といった具合に感染が増えているのではないでしょうか。ラインのニュース欄を読むと、不倫関連の多くの記事が、書かれています。不倫関係を赤裸々に告白している多くの男性・女性たち。そこには何の恥じらいもありません。当然のことのように、語っているのです。このような状況下では、梅毒感染が広がるのも不思議ではありません。世情が変わらなけらば、2025年以降もっと増えるかもしれません。 

自己中心ウィルスという感染症の恐ろしさ 

しかし、感染症は肉体の病気だけには限りません。私たちの心に害を与える心の感染症があるのです。誰もかかってしまいがちな感染症です。そのウィルスの名前は、人間の罪がもたらす自己中心ウィルスです。この自己中心ウィルスは人間の心を蝕み、その症状は人それぞれいろんな形で現れます。

最近の世界全体の文化と風潮を、どのような言葉で言い表すことが出来るでしょうか。ヨーロッパの多くの国々に、自国の利益最優先の極右政党が勢力を伸ばしています。この特徴は、アメリカのトランプ政権に見られます。アメリカさえ良ければ、他の国はアメリカの利益のために使う道具に過ぎません。中国にも同じような態度が見られます。

このような自己中心ウィルスは、国々の政治家たちを駆り立てているだけではありません。これらの政治家たちが、さらに激しく自己主張を続ければどうなるのでしょうか。イスラエルの戦争やウクライナの戦争は、戦争は、自己中心ウィルスの症状の氷山の一角に過ぎません。もしかしたら、もっと大きな戦争に発展するかもしれません。

実際、自己中心ウィルスは、世界全体に蔓延しているのです。インターネット上では、何か小さなことでも一部の人たちの神経に触るような事を発言すれば、一気に炎上してしまいます。発言を発信した人の存在さえも否定されてしまうのです。

自己中心ウィルスがもたらすストレス社会

梅毒も人間の罪も恐ろしい感染症

現代社会は、気持ちをすり減らすようなストレス社会です。心を蝕むウィルス、心を殺す病原菌が、あちこちで生まれています。これらのウイルスは、人間関係を希薄にします。結果的に、心の支えを失ってしまった人は、孤独な人生を歩んでいるのです。このような社会で、うつ病患者が急増しているのです。うつ病に関する厚生労働省 資料

実際、専門家の間では、心の病の原因が議論されています。うつ病の原因 高度成長のつけが、今になって現代人に跳ね返ってきたという説もあります。携帯電話やゲームの普及が、人々の心を蝕んでいるという研究結果もあります。はっきりしたことは分かっていないようです。

しかし、一つだけハッキリわかっていることがあると管理人は思います。この世には、人間の罪ゆえに狂っているという事です。この世の中には、心を蝕むウィルス、心を殺す病原菌が私たちの生活全体に影響を与えています。それでも、私たち人間は、その問題を真正面から見ようとしていません。その結果、罪の呪縛から抜け出そうとして、私たち人間はもがき苦しんでいるのです。

参照記事 被害者意識から解放のステップ

現代人は何に救いを求めたらいいのか

この狂った世の中で、私たちは何に救いを求めたら良いのでしょうか。何に希望を持ったらよいのでしょうか。日本国憲法こそ希望という方々がいます。そのような書籍が多数出版されています。戦争を完全否定している平和憲法を指しているのでしょう。そのような信条で多くの方々が、政治活動を真面目に取り組んでいるのを管理人は知っています。

しかし、政治によって世の中は変わりません。平和憲法をいくら高々と掲げても、世の中の根本的な問題は解決しないでしょう。なぜでしょうか。それは人間自身が、罪の現実を見つめない限り、罪が新たな罪を生み出すからです。

社会問題の根本的な原因は、人間の罪によって生まれた心を蝕む自己中心ウイルスだと管理人は思います。人は、いつからか「自分だけ良ければ、他人はどうなってもいいんだ」と自分中心の考えに走り、自我の確立が一番大切なものになりました。受験戦争は、幼い子供が最初に経験する「自己中心ウイルス」の出発点です。これは感染症ウイルスですから、周囲にいる子供たちは、全員感染します。子供たちの親も感染しています。ある親御さんが、「みんなインフルでもかかって、受験に来れなくなれば良いのに」と言っていたのを、私は実際に聞いたことがあります。これ本当です。

このような競争社会からの逃避を決めて、ある人はフリーターになり、自由気ままな生活を親元を離れず暮らすようになります。しかしこれらの人たちは、「自己中心ウイルス」を除去したのではありません。むしろこのウイルスの影響をさらに受け、もっと自己中心的になってしまったのです。また、ある人はこのような社会に嫌気がさして、社会との接点を絶ってしまいます。これが人間との接触を断った引きこもりです。またある人は、社会のプレッシャーに押しつぶされて、うつ病になってしまいます。

人間の罪の呪縛は、私たち人間をがんじがらめにして自由に動けなくしてしまいます。人はみんなが流れる方に流されて生きていくしかないのです。これが罪人である人間の定めです。しかし、私たち人間には希望があります。本当の希望です。裏切られることがない希望です。イエス・キリストは、私たちに生きる力と正しく賢く生きるための知恵を与えてくださいます。この方を信じて生きていくことこそ、人間の本分だと管理には信じています。読者の皆様は、この世の中に罪について、また自己中心ウィルスについてどうお考えでしょうか。

読者の皆様の上に、主イエス様の尊い祝福が宿りますように、心よりお祈り申し上げます。