神の正義は勝つというテーマは、私たちの日常生活や信念体系において重要な意義を持っています。このブログ記事では、神の正義が常に勝利を収める理由について、三つの観点から考察します。正義は勝つという信念は、私たちに希望と勇気を与え、困難な状況においても道を示してくれるものです。それでは、神の正義がどのようにして勝利を収めるのか、一緒に見ていきましょう。
人間は正義を求めるが・・・
私が思春期から２０代の頃、「正しく生きるための方程式みたいなものはないか」と、真剣に考えたことがありました。一生懸命に正直に生きて、それで出世できたら言う事なしです。そのような方程式はないかと、いろいろな人の話しを聞きました。いろいろな本も読みました。哲学書から始まり、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、幕末、勝海舟など、とにかく人生のヒントとなるものは何でも読みあさりました。偉いとされるお坊さんの人生相談の欄も読みました。大企業の社長が出版した本も読みました。ところがいくら話を聞いても、本を読んでも、「これだ」と思えるものがありません。このようなはっきりしない時期がしばらく続きました。
｢貧しくても、誠実に歩む者は、唇の曲がった愚かな者にまさる｣と書かれています（新改訳聖書、箴言19章1節）。頭では分かっていても、実際には「嘘も方便」といわれるように、時には曲がった事もやらないと、世の中では生きていけないと、序々に思うようになりました。これが大人の世界かと思ようになりました。結果的に、私は正義を求めてしましたが、人間の正義に失望していました。
神の正義を求める人生は幸い-3つの理由
管理人は、イエス・キリストの教えと行いに神の正義を感じています。正義とは、正しいことをハッキリと正しいと、悪いことを悪いとハッキリと言えることだと思います。イエス・キリストは、この正義を実践しました。主イエスの正義を求める人は、幸いであり心が満たされます。
1．神の正義にはまったく不義がないから
どんな優れた人であっても、どこかで落ち度があったり失敗したりします。他の人を無意識に傷つけてしまうこともあり得ます。360度の全方位で物事を見える人はいません。肉体的にも、私たちは180度も同時に見ることは出来ないのです。誰でも盲点があり、どこかで自己中心的なのです。
ところが主イエス様が教えたこと、なさったことにはまったく不義がありませんでした。私たち人間は、他の人の言動に失望します。なぜなら、誰も完璧な人などいないからです。知らず知らずに悪を行い、またこの世の中の経済社会では、他の人を踏み台にして上り詰めていくのです。これが古今東西の人間社会の仕組みです。
主イエス様は、根本的な人間の常識を覆したのです。天から降りてきた神の一人子である方が、創造主なる父なる神を愛し従い、私たち人間のために命を投げ打って尽くしてくださったのです。この方に失望することはありません。この方について行けば、幸いなる人生を歩めるのです。
神の正義は公平であり完璧だから
人間は、頭の良さや能力によって評価されます。ちょっと極端な言い方かもしれませんが、良い子か悪い子かは、頭の良いか悪いかで決められてしまいます。しかし主イエス様の御前にあっては、そのような扱いは受けません。会社の仕事ではどうでしょうか。部下は上司に気に入られようと媚びたりします。上司との相性が悪ければ、出世するどころかクビになりかねません。
主イエス様は、人に対して常に正義を行います。人を見て態度を変えたりすることなどありません。常に愛によって真理を語ってくださるのです。主イエス様の正義は公平であり、常に完璧なのです。ですから、この方について行く人生は、平安の心が与えられ、喜びをもって生きていけるのです。
神の正義は永遠だから
人間の正義は一時的なものです。時間が経てば、霧のごとくいずれ無くなってしまうでしょう。人や国が勝利をおさめても、その勝利者は時と共に忘れられてしまいます。
しかし主イエス様の正義、神様の正義は永遠の正義なのです。いずれ、主イエス様が再臨されて、すべての人間が主イエス様によって裁かれる時が来ます。その時には、天地万物が消え去りますが、神様の正義だけは残るのです。
私たちは、現在、世情不安な世の中で生きています。世界はどうなってしまうのか、心配して生きている人たちが大勢います。しかしイエス様に従うクリスチャンは違います。現代の世情不安は想定内の出来事なのです。なぜなら、イエス様がこのような時代が来ると預言しているからです。このような世の中においても、神の正義が行われ、主イエス様が支配しているのです。
主イエス様の約束
イエス・キリストは、私たち人間に言っています。
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。だから明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。マタイ6章33－34節 聖書協会
管理人は、主イエス様のことばを信じて生きること、これが人間のもっとも幸せな生き方だと信じています。主イエス様は約束を守る方です。
向上心がある人は誰でも、何かを求めて生きていくでしょう。「あれをしたい、～になりたい」という希望をもって日々努力するでしょう。上記の主イエス様の言葉は、信仰によって生きるキリスト者の指針を表しています。この世の中で一番大切なものは何か？と問われたら、「主イエス様です」とキリスト者は応えます。なぜなら、この方に従う人生、神の正義を求める人生は幸いなる生き方だからです。