コンテンツへスキップ 投稿日:2026年5月3日/更新日:2026年5月3日
HOME » 聖書入門サイト » 聖書と科学の関係 » 地球の年齢と神の創造の過程を仮説する愚かさ

地球の年齢と神の創造の過程を仮説する愚かさ

地球の年齢

キリスト教には様々な意見の違いがあります。ある牧師や神学者たちは、地球の年齢と神の創造の過程に仮説をたてています。そのような仮説を主張する愚かさについて考えてみます。

地球の年齢を計算する人たち

天地万物はいつ創造されたのでしょうか。現代科学と聖書を融合させて解釈する人たちは、約46億年と推定します。一方で、聖書の一字一句を文字通りに読む人たちは、約6000年と主張しています。地球の年齢を知ろうとするこれらの試みは、人間の探求心の現れです。

どちらの説を受け入れたとしても、本当のところは誰もわかりません。誰一人として、神が創造されたときに、そこで立ち会った人はいないのですから。どちらの説も、空想の域を出ていません。

進化論と神の創造を結び付ける人たち

神の創造をある人たちは、進化と結び付けて考えます。この説を信じているある人が、私に次のように説明してくれました。「キリンの首が、なぜあのように長くなったのかを知っていますか。最初、キリンの首は他の動物のように短かったんです。しかし神は、キリンを憐れみ、キリンが高い木のエサをとれるようにと首を長くしたんですよ。」この方は、これを大真面目で興奮ぎみに言っていました。

私はこの方の話を30分ほど聴きいっていました。3つの疑問は浮かびました。第一が「この方はなぜここまで確信を持てるのだろうか。」第二に、「創世記1章をどのように解釈しているのだろうか。」彼によれば、創世記1章は科学的な真理を知らない古代人に書かれたので、あのようなおとぎ話で創造のプロセスが説明されているというのです。

この考え方は、現代科学の世界観に合わないものは、神のことばとしての権威がないということにならないでしょうか。自分の基準で、真理とおとぎ話を分けているのです。さらにある人たちは、イエス・キリストの奇跡も実際には起きなかったと主張しています。

神の啓示をどう受け入れるのか

結局のところ、「神の啓示をどう受け入れるのか」という質問に尽きします。聖書は神のみことばです。そのみことばに、現代科学に基づく自分の世界観を読み込んでいくのか、それとも聖書を神のみことばとしてそのまま受け入れるのか、この二択しかありません。申命記29章28節を読んでみましょう。

聖書に啓示されている真理は、私たち人間に託されています。クリスチャンは、そのまま受け入れるべきだと私は思います。しかし隠された部分は、神の領域です。神に領域に入り、私たち人間が豊かな想像力で神の創造を語ること自体が、人間の越権行為なのです。人は想像力で空想話を造り上げることができても、神の創造を語ることはできないのです。(ふりがなは同じでも、この2つの漢字には大きな違いがあります)

天の神がヨブに問うた質問

ヨブは、人間が堪え得ることができる試練の限界を経験しました。彼は「自分がこのような試練を受けているのは、神が間違いを犯したからだ」と天の神にクレームを付けます。3人の友人とヨブが長い押し問答をした後、天の神はヨブに現れました。ヨブ記38章を読んでみましょう。

ヨブは、創造主なる神にダメ出しをしました。それに対して、神は痛烈な皮肉を込めてヨブを問いただします。「わたしが大地を据えたとき、お前はどこにいたのか。知っていたというなら、理解していることを言ってみよ。」この種類の質問が、38-41章全体を通して、ヨブの心に突き刺さります。その結果、ヨブはもう何も言えなくなってしまいます。「わたしは軽々しくもを申しました。どうしてあなたに反論などできましょう。わたしはこの口に手を置きます。ひと言語りましたが、もう主張しません。」と自分の罪を告白します。

人間の傲慢を垣間見る瞬間

我々人間が神の領域にはいり、神の働きを定義するとき、トラブルは始まります。人間の傲慢さが垣間見えるときです。地球の年齢を計算したり、神の創造のプロセスを説明しようとすれば、私たちはヨブに突き付けられた質問に答えなければなりません。実際のところ、誰も回答できないのです。

答えも何も分からないのに、なぜ人はすべて知っているかのように、話すのでしょうか。分からないことについて、天の神の秘儀を知っているかのように、神を代弁するのでしょうか。

私自身、神のみことばを毎週解き明かす者として、大きな責任を負っていると自覚しています。だからこそ、神の領域と自分の領域を区別して、自分がすべきことを主に忠実に成し遂げたいと、日々精進しようと思っています。皆様は、どのようにお考えでしょうか。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください