諸事情により名前は匿名にさせていただきました。著者紹介は1992年10月に著者が書いたものです。
昭和45年9月17日に、日立市に生まれ、すくすくと育った。 そして、近所のH幼稚園に通った。ある日、母と幼稚園から帰る時に急に足が痛くなり、近くにある整形外科に行った。その時から不幸なことに「進行性ジストロフィー」という病気にかかってしまった。 それから15年が過ぎ、うれしかったことや、つらかったことなど、様々なことを乗り越えて、今に至っている。現在は電動車椅子に乗って、家族と生活している。
平成3年の秋に、今までの中で一番すばらしい出来事があった。
生きる喜び
「世にあるすべてを創造された神様、僕のこころは悲しみでいっぱいで、生きるのがつらくて仕方がありません。また、あなたから離れてしまって、他の神々(偶像)を拝んでしまって、あなたに対して罪を犯してしまいました。どうか、つらくて悲しい僕を救ってください。」
こう思っていたら、クリスチャンの友人が僕に教えてくれた言葉が、天使のささやきのように聞こえた。
「神様は苦しんでいる人を救うために、すべての人が喜びに満ちた神様の御国へ導くために、神に御子イエス・キリストを世にあたえてくださいました。イエス・キリストはすべての人の罪をゆるしてもらうために、御自身を神様にささげてくださいました。このお方を信じる者を、神様はゆるしてくださいます。また、愛を与えてくれて、心の中は喜びで満たされ、生きる勇気が湧いてきますよ。」
「よし!こうなったら祈るしかないな。神様、御子イエス様を信じます。ですからどうか、生きる喜びと、あなたの愛をおあたえください。」こう祈ってみたら僕の心は喜びで満たされ、生きる勇気が湧いてきた。
「神様、僕を救ってくれてありがとうございます。これからは、あなたに従って生きていきます。」このようなことがあって、素直な心を持てるようになった。
詩との出会い:そんな中で、詩人の星野富弘の「詩画集」に出会い、星野さんの詩のすばらしさに感動した。「僕は星野さんのような詩は書けないけれど、やってみよう。」と思い、この詩集を出版するきっかけになった。これからも詩集を出版して、たくさんの人に読んでもらいたいと、願っています。ですから、ズ渦牛かもしれませんが、応援してください。
1992年10月 S.H.(大みかキリストの教会でバプテスマを受ける)
(S.H.さんは、この詩集発行前の1992年11月26日、主のみもとに召されました。)