聖霊なる神様と主イエス・キリスト

聖霊なる神様と主イエス・キリストの関係について解説します。「聖霊の働き」の教理は、教派によって多少なりとも違いがあります。そのような意見に縛られずに、聖書に基づき、出来る限りシンプルに聖霊の働きを解説します。ご一緒に考え、聖霊の働きについて考えてみましょう。

聖霊なる神様と主イエス・キリストの関係

旧約聖書の預言

イザヤ11章1節―2節は、エッサイの株であるダビデから、メシアが生まれると預言しています。この方の上に、神様の霊、聖霊がとどまると預言されています。知恵と識別の霊、思慮と勇気の霊、主を知り、畏れ敬う霊です。

さらにイザヤ61章1節は、メシアの働きが聖霊によって成されることを預言しています。主イエス・キリストは、会堂でこの聖句を引用して、「この聖書の言葉は、今日、実現した」と言いました。つまり、ご自分のメシアとしての立ち位置を公に宣言したのです(ルカ4章16節―21節)。

聖霊なる神様によって生まれた方

イザヤ7章14-15節によれば、若いおとめが男の子を産み、インマヌエル(神様とともにいる)と呼ばれると預言されています。この預言通りに、マリアはヨセフと結ばれる前に、聖霊によって男の子を産みました(マタイ1章18―24節)。その子はイエスと名付けられました。イザヤの預言は、聖霊によってマリアが身ごもり、メシアである主イエス様を産んで成就されたのです。(参照聖句:ルカ1章35節)

このように、聖霊なる神様は、主イエス様が生まれる前から、預言通りに働いておられました。しかし、聖霊様は、主イエス様が生まれた後も引き続き祝してくださったのです。

聖霊なる神様が宿る方

主イエス・キリストは、バプテスマのヨハネによってバプテスマを受けました。主イエス様が水から上がられた時、天から聖霊が鳩のように降って主イエス様の上に宿りました。そして天から声がしました。「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と。マタイ3章13節―17節

鳩にはどんな意味があったのでしょうか。鳩は、よく平和のシンボルとして考えられますが、同時のユダヤ教では、イスラエルを象徴していたのです。「聖霊が鳩のように」という表現は、主イエス様が「神のしもべであるイスラエルのメシアであること」を、1世紀の読者に伝えていたと思われます。

主イエス様のバプテスマでは、もう一つ大切な点があります。主イエス様のバプテスマは、福音宣教が、主イエス様だけの働きではなく、三位一体(父・子・聖霊)の神様の働きであることを表しています。聖霊なる神様が降ったのは、神様の宣教の始まりを象徴しているのです。

聖霊なる神様によって働いた方

主イエス様には、イザヤ61章1‐2節の預言通りに、聖霊なる神様が宿っていました。ユダヤ人教師たちは、主イエス様が「悪霊の力によって悪霊を追い出している」と問い詰めました。すると、イエス様は次のように答えました。

「わたしが神の霊で悪霊で追い出しているのであれば・・・」と答えました(マタイ12章28節)。主イエス様は、聖霊によって神の御心を教え、聖霊によって病を癒し悪霊を追い出していたのです。

結論 主イエス様に働いた聖霊なる神様の働き

主イエス様は、聖霊によって生まれました。ヨハネによってバプテスマを受けた時には、聖霊が天から降ってイエス様の上に宿りました。そして父なる神様の祝福を受けたのです。

さらに聖霊の働きは、主イエス様の宣教の中でも見られます。主は、聖霊によって神様の御心を教え、聖霊によって悪霊を追い出したのです。次の記事では、三位一体の神様(父・子・聖霊)について学んでみましょう。

旧約聖書における聖霊の働き

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