コンテンツへスキップ 投稿日:2023年2月12日/更新日:2023年5月4日

キリストの約束。この世での聖霊の働き

クリスチャンとこの世で働く聖霊なる神様

ヨハネ16章8節—11節から、キリストが約束した「この世で働く聖霊」について解説します。

その方(聖霊)が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。罪についてとは、彼らがわたしを信じないこと、義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなること、また、裁きについてとは、この世の支配者が断罪されることである。

ヨハネ16章8-11節 聖書協会

主イエス・キリストは、ご自分がこの地を去り天に行くことを知っていました。しかし主イエス様は天に行っても、神様の聖霊を与えるのです。私たちを孤児にしません。そして、使徒たちに上記の聖句のように語りました。この聖句は、今すべてのクリスチャンに語られています。どのような意味が私たちに与えられているのでしょうか。

聖霊なる神様は、罪について明らかにする

主イエス様は、地上にいる間、この世の罪を明らかにしました。光によって暗闇のわざを明らかにしたのです。人間の罪は、悪魔のわざであるとハッキリと宣言したのです。この罪ゆえに、多くの人々は主イエス・キリストを信じてませんでした。主イエスのメッセージを信じなかったユダヤ人教師たちに、「あなたがたは、悪魔である父から出た者である」と諭しました。

今、主イエス・キリストは天にいらしてすべてを支配しておられます。その代わりに、神様の聖霊がこの世の罪を明らかにするのです。罪のために人間は、いまだ苦しんでいます。その苦しみが罪を明らかにしているのです。人間が、罪を悔い改めるように、聖霊なる神様は今も働いています。悪魔であるサタンによってだまされている罪が、人間たちを苦しめていることを、主の再臨の時まで解き明かしていきます。

聖霊なる神様は、義について明らかにする

主イエス・キリストは、自ら十字架にかけられ死から復活して、神様の義を人類に示しました。主イエス様を信じる者が誰でも、神様の子供として受け入れられる義です。

今、神様の義は、聖霊が示して下さっています。聖霊なる神様が、クリスチャンの口を通して福音メッセージを語っておられるのです。人間は、人間社会が作ろうとしている正義では足りないことを知っています。それでも愚かな人間は、この試行錯誤を続けています。そんな人間社会に対して、聖霊なる神様は、今も人々の心に語りかけています。「罪を悔い改めなさい」という聖霊の導きに、ある人たちは気づきます。それでも頑固な人たちは、罪を道を行き続けるのです。

聖霊なる神様は、裁きについて明らかにする

主イエス様は、神様の愛を宣べ伝えましたが、同時に神様の裁きを警告しました。罪を犯し続ける者は、神様の裁きから逃れることはできません。私たちが話す悪の言葉は、裁かれます。隣人、主の兄弟姉妹に対する悪意、陰口など、すべて裁かれると言いました。

主イエス様が再臨される日には、最後の審判が下されます。その日が来るまで、神様は聖霊を通して裁きについて警告しているのです。主イエス様の働きを聖霊なる神様は、引き続き行っているのです。神様の裁きは、私たちが生きている間に、様々な形で現れます。その裁きがどのようなものか、私たちには知る由もありません。しかし、想像もしないような神様の裁きが来るのです。聖霊によって書かれた聖書が、神様の裁きについて警笛を鳴らしています。

結論

クリスチャンは、聖霊なる神様の働きを100%信じるべきです。聖霊なる神様は、罪と神様の義と神様の裁きを明らかにします。しかし鈍感な私たち人間の目には、見えないかもしれません。だからこそ、霊的に目を凝らし、霊的に起きていなければなりません。悪魔は、いろんな方法で人間たちを騙そうとします。惑わそうとします。悪魔の策略を見破るには、聖霊なる神様の手助けを私たちは必要としているのです。

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